孫の手。
今まで、その存在は知っていましたが、欲しいと思ったことはありませんでした。
背中は、かゆくなるとしても手の届く範囲。手が届きにくいときはキャップをしたままのボールペンなどを孫の手代わりにしており、それで事足りていました。
着ぶくれて事態が変わる
けれど、寒くなり、重ね着をして着ぶくれるようになって数日後。ちょっと背中がかゆくなったので腕を回そうとしたのですが、うまくいきません。
着ぶくれているため腕が太くなり、背中にほとんど届かないのです。
仕方ないのでボールペンを使おうとしたら、腕の可動域が狭いせいでペンもうまく届きません。
厚着しているものを脱げば済む話ではあります。けれど、背中がかゆいなんてことのためにそんな大変なことをするのも気が進みません。
放っておいたらかゆみが治まってくれるかもしれない。きっとかゆくなくなるさ。
……と思い、我慢していたのですが、かゆみは一向に消えません。いつまでも、いつまでも、かゆい!
アーッ!! 孫の手! 孫の手が欲しい!
……人生で初めて、孫の手が欲しいと思った瞬間でした。
着ぶくれて、背中がかきにくいとき、孫の手って有効なんですね。
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