【全国一律185円】郵便局の「クリックポスト」で菓子を送る～オンラインで運賃決済。ポスト投函・追跡可能で便利

現在、私の妹は大阪に住んでいるのですが、様々な事情で、実家のある北海道には十年以上戻ってこられていません。

そんな妹は、我が地元旭川市の銘菓のファンのようで、久々に懐かしいあの味を食べたいとのリクエストがあったので、妹の希望の品をいくつか送ってあげることにしました。

送料を抑えたい

しかしながら、北海道から大阪までの荷物となると、問題になるのが送料！！

たとえば最小の60サイズ（荷物の縦・横・高さの三辺合計が60cm以内）でも、ヤマトの宅急便なら1700円、郵便局のゆうパックでも1540円かかります。

送るお菓子の合計額よりも送料の方が高いとか、厳しすぎる！

候補1・ヤマトの宅急便コンパクト

そこで、小さな荷物をなるべく安価に送る方法を探して、最初に候補に挙がったのがヤマトの宅急便コンパクト。

60サイズ未満の小さな荷物（重さの規定は無し）を、通常の宅配料金よりお得に届けられるというもので、北海道から大阪までの配送料金は990円と、確かに60サイズの宅配便料金1700円よりはだいぶ安い。

（画像出典：ヤマト運輸　宅急便コンパクト）

↑ただこちら、利用するのに専用のBOX（70円）を購入する必要があり、申し込めば一枚から自宅に持ってきていただけるとのことでしたが、そういう、専用の包装資材が要るのって、どうも敷居が高い……。

候補2・郵便局のレターパック

次に候補に挙がったのは、郵便局のレターパック。↓

↑通販で買い物をするとけっこうこの「レターパック」で送られてくることがあり、個人的にはなじみ深いです。

ただ、こちらも、専用の封筒を370円で購入する必要（*1）があり、そのために郵便局までわざわざ出向かなければならないというのが、宅急便コンパクトと同様に少し大変に感じる。（*1「レターパックライト」の場合。「レターパックプラス」は520円）

それに、厚紙製とはいえ「封筒」なので、中にお菓子を入れるとつぶれてしまう危険性が高い気がする。

……370円という料金はすごく魅力なんだけどなあ……う～ん。

最終決定：郵便局のクリックポスト

そこで、他に何か良さそうなものはないか、郵便局のサイトをうろうろしていたところ、気になるものを発見！

その名もクリックポスト！！

こちらはなんと、配送料が日本全国一律198円！！　安い！

（画像出典：郵便局　クリックポスト）

↑クリックポストは、

と、外に出なくても梱包から料金支払いまで済ませられて、大阪までの送料198円というのもかなり魅力的だし、今回の用途にはピッタリかも！！

クリックポストの注意点

ただ、利用に際し少し注意が必要かなと感じるのは、

（参考：クリックポスト、wikipedia）

等で、特に「速達性はない」という点は、お菓子を送るのにあまり日数がかかりすぎても困るなあ……と思いましたが、公式サイトによると配達日数は「概ね差出日の翌日から翌々日」（*1）とのことだったので、それだったらまあ大丈夫かと判断しました。（引用*1：よくある質問）

荷物を作る

↑送る方法が決まったので、早速お菓子を買ってきました。

↑以前購入した「にしんの甘露煮」が入っていた箱を再利用することにします。サイズもバッチリ規定内。

↑ギリギリ全部入りました。

↑ガムテープでしっかり留めて完成。

クリックポスト利用手続き

それでは早速、クリックポストの利用手続きをしていきたいと思います！

新規利用者登録

↑クリックポストのサイトにアクセスします。私はAmazonアカウントを利用したいので、Amazonアカウントでログインをクリック。

↑すると、Amazonアカウントに登録してあるメールアドレス宛に確認コードが送られてくるので、それを入力して続行。

↑利用者情報の登録に進みます。「新規登録する」をクリック。

↑必須入力項目に記入して「次へ」をクリック。

↑表示された確認画面で「登録する」を押します。

↑すると、先ほど記入したメールアドレス宛に「仮登録完了メール」が届くので、そこにあるURLをクリックします。

↑ログインへをクリックします。

↑最初と同じページが表示されるので、Amazonアカウントでログインを改めてクリック。

送り先情報入力

↑マイページにログインできるので、「1件申込」をクリック。

↑送り先の情報を入力して、「次へ」をクリック。

支払い手続き

↑「Amazon Pay　Amazonアカウントでお支払い」をクリックし、支払い手続きを確定させます。

ラベル印字

↑「注意事項を確認しました」にチェックを入れた上で「印字」をクリック。

↑出てきたPDFファイルをプリントアウトします（白黒印刷でもOK）。

補足：決済処理のタイミングについて

ちなみに、上述の「支払い手続き確定」後、実際にクレジットカードの課金処理（決済処理）が行われるのは郵便局で引受処理をした時点だそうなので、ラベルをプリントアウト（印字）したとしても、ポストに投函しなければ（郵便局で引受処理されなければ）引き落としはされません。

ですから、ラベル印字後に「やっぱり発送を取りやめたい」となったときは、そのまま何もしなくてもOK。発送しなかった旨の連絡等は不要だそうです。

補足2：ラベルの印字内容に間違いがあった際

ラベルを印字したのに、そのラベル内容に間違いを発見してしまったー！　というときは、手書きの修正が認められていないそうで、再度、発送の申込みをし、ラベルを印字し直す必要があります。

（その他、詳しくは、クリックポスト公式サイトのよくあるご質問・お問い合わせに掲載されているのでご参照ください。）

荷物にラベルを貼付～投函

↑印字したラベルを切り取り、荷物にのり付けしたら完成ーー！！

↑早速ポストまで出向きました。二つの差し出し口のうち、横幅が広い「その他の郵便物」の方に投函します。

↑荷物を差し込んでみると……おっ。　案外、厚みがギッチギチやな！！

↑厚さの規定は3cmで、それに収まる2.7cmの箱を使いましたが、ガムテープやら何やらで数㎜膨らんだのかもしれません。

このあと、荷物を押し込んで無事ポストの中に落とすことができましたが、ポストの口が厚み3cmになっているとは知らなかったので、規定サイズまで若干の余裕がある箱を使っておいて良かったなと思いました。

無事到着

↑その後、荷物を追跡したところ、27日の18時頃に投函した荷物が、29日の夜には大阪に到着し、30日に配達予定となっていました。

まあまあスピーディーに到着してくれて一安心。

その後（30日）、妹から、無事受け取ったと連絡をもらいました。

クリックポストは安くて良い

こうして、初めてクリックポストで荷物を送ってみたわけですが、あれだけのボリュームある荷物（お菓子9個分）を、北海道から大阪まで198円の送料で送れたというのはお得だったなあと思います。

荷物のサイズや重量の制限はやや厳しいですが、軽めの荷物を手軽に送りたいときにはピッタリです。

今後も、機会があれば利用させてもらいたいと思います！