↑ここ三週間ほど、ずっと食パンを焼いていなかったのを、久々に焼きました。
食パンといえば、トーストして、バターとジャムを塗って食べるのがやはりお気に入り。
早速、オーブントースターから取り出したばかりの熱々パンにバターを塗り、さらにたっぷりのジャムをのせるべく、ビンのフタに手をかけました。↓
↑使うのはこちらの「フィオール ディ フルッタ アプリコットジャム」(レビュー記事はこちら)。
カビ??
早くジャムを塗らないと、せっかくのトーストが冷めてしまう。
急ぎがちに、パカッとフタを開けたところ……。↓
↑目に飛び込んできたのは、この、白いかたまり。
ん? バターの固まりでもジャムの中に落としたっけ? と一瞬考えましたが、いや、そんなはずはない。だってこのジャムは、今フタを開けたばかり……。
↑だとしたら、何? この白いの。よく見るとなんだかフワフワしてるし……も……もしかして、カビ?
……うわああぁぁっ! カビ? カビが生えちゃったの?? うわあああやっちまった!! もったいねええぇぇーー!!
初・カビ
食パンを焼くのが三週間ぶりなら、このジャムを冷蔵庫から取り出すのも三週間ぶりだったわけですが、過去にこのジャムをいくつも消費してきて、一度も異変が起きたことがなかったため、「フィオール ディ フルッタは傷みにくいジャム」という固定概念が自分の中で芽生え、そこに安心してしまっていました。
……他のジャムブランドに比べるとカビが生えにくい傾向があるのは確かな気がするのですが、やはり、三週間も冷蔵庫の中で手つかずだとダメなものですね……。
カビの生えたジャムをどうするのか?
それで、このカビたジャムをどうするのか? ということですが、ポツンと一点だけのカビだし、そこを深くえぐって、残りを使えるものなら使いたい!!
しかし、やはり生でそのまま食べるものですから、見た目にはカビを取り除けても、カビ毒のようなものが残存していたら怖い。
もったいない気持ちが先立つあまりに健康を害しては元も子もないので、泣く泣く、このカビたジャムは捨てることにしました。
……が、本当に、本当に、こんな高級なジャム(1瓶:250g入り691円)を!! まだ半分程度残した状態で処分するハメになるなんて!! 悔しすぎる!! ムキーーッ!!
もうこんなことは、二度とあってはならない!!
ジャムの冷凍保存
ということで、ジャムのカビ防止についてネットで調べていたところ、「ジャムは瓶ごと冷凍保存すると良い」(*1)という意見を発見。
ジャムの冷凍保存……ですと?
それは意外と、今まで思いつかなかった。
ジャムって、凍らせたらガチガチになっちゃわないんだろうか? ネットには「ジャムは糖分濃度が高いので冷凍してもカチコチにはならない」(*2)とあったけれど……本当かな?
でもまあ、とりあえず試してみよう。
というわけで、冷蔵庫のなかでまだ無事だった他のジャムを冷凍庫に移してみました。
(参考*1*2:教えてgoo)
冷凍したジャム
そして冷凍庫内で丸一日が経過して取り出したジャムがこちら。↓
↑私のお気に入り「フィオール ディ フルッタ ストロベリー」。すっかり凍って、ビンに霜がついています。
これ、フタがガッチガチで開かなくなっちゃってるんじゃないの……?
と心配になりながら力を込めたら、簡単にパカッと開きました。
↑中身は、透明感がなくなって、白っぽくなっています。
おそるおそるスプーンを差し入れてみると……。↓
↑おっ……。ちょっと固いけれど、サクッという感じでスプーンが差し込めました。ねっとりしたシャーベットのような感じ。
↑これを……普通に、ジャムとして塗れば良いのかなあ?
トーストに塗ってみる
↑というわけで、バターを塗ったトーストに、凍ったジャムのかたまりをいくつかのせて……。
↑のばす!! ……でも固くてなかなかのびない!!
↑なんとか全体にのばせた!!
これを食べてみると……。
おっ!! つ、冷たい!!(笑)
温かいトーストに冷たいアイスクリームをのせて食べているような、そんな感じで、口の中を低温火傷しそう。
時間が経つごとにジャムはパンの上で解凍されて、滑らかに、本来の状態に戻ったので、そこまで待ってから食べれば良いのでしょうが、そうなるまでにトーストが冷めてしまうのが惜しい。
これは、塗る前に、使う分だけ解凍しておいた方が良いな……。
電子レンジで事前解凍
そこで! 電子レンジによる解凍を試すことに。↓
↑まず、冷凍ジャムを、パンに塗る分(食パン1枚あたり25~30グラム程度)だけラップに包んで、電子レンジで、「500W(ワット) 10秒」で温めます。
↑すると! こんな感じで、ひんやり感が残りつつも、ちょうど良い頃合いのジャムに解凍されます。(様子を見て、あと数秒~10秒ほど解凍時間を追加しても良いです)
↑このジャムであれば、冷蔵庫から出したばかりのような感じで使えて良いです!
↑滑らかに塗り伸ばせる!
ジャムは冷凍保存
ジャムの冷凍保存。
あらかじめ使う分を解凍しておく必要があったり、少し手間はかかりますが、カビを防ぐにはこれ以上ない方法に思えます。
ジャムって、一度開けると、それ以後はカビとの戦いというか、カビる前に使い切らなきゃ! と緊張して慌てるのが常(つね)だったのですが、冷凍保存という方法を知ったら、もう、どーんと安心していられますね。
これからは、ジャムを開けたら、一週間くらいは冷蔵庫で保存して、それ以降はさっさと冷凍庫に移してしまいたいと思います。
これでもうジャムがカビることもないんだーー! と思ったら、すごく嬉しいです!