スーパーに新商品のお菓子が並んでいる棚があって、たまにチェックしているのですが、その中に気になるものがあったので買ってきてみました。↓
↑それがこちら。「ポテトチップス 北の食べごろ 北海道バター」。
北海道
↑まず、とにかく北海道!! を前面に押し出している点に興味を惹かれました。
①パッケージ上部に大きな北海道マーク。
②商品名も「北の食べごろ」で北海道。
②そして北海道産じゃがいもと北海道バター。
「北海道」と「ポテトチップ」という組み合わせがすでに美味しそうだし、「道産原料使用で安心」という雰囲気が魅力的。
コイケヤの商品
初めて見る商品で、あまりメジャーな感じもしないし、どこかの大規模ではない会社が作った自然派ポテトチップなのかな? と思ってよく見ると、コイケヤの商品だったので驚きました。
↑コイケヤといえば、「ドンタコス」とか「カラムーチョ」とか、いかにもスナック菓子!! という感じのポップな商品を作っているイメージがあって、「自然派」のようなジャンルからは最も遠いメーカーであるような印象を受けていたので、そのコイケヤがこんな自然派っぽいポテトチップを作ったんだと思ったら、コイケヤ、頑張ったなあと感心してしまいました。
オリゴ糖
↑原材料はこちら。じゃがいも(馬鈴薯)が北海道産であることに加え、近頃のスナック菓子に入っていることの多い人工甘味料(スクラロースやアセスルファムK)が添加されていない点が好印象。
ちょっと驚いたのはオリゴ糖です。
オリゴ糖……オリゴ糖って! そんなの、ポテトチップに入っているの、初めて見たわ!
オリゴ糖とは「腸内善玉菌を増やす効果がある事が確認」(*1)されている、糖類の中では健康的なもの。(参考*1wikipedia)
味だけの問題であれば「砂糖」や「ぶどう糖」で事足りるはずで、そこにわざわざ「オリゴ糖」も加えているのには健康志向的な理由があるんじゃないか? と思えて、ますます、「コイケヤ、頑張ってるなあ」と感じました。
塩味がベース
↑それでは、早速開封! ふわっとバターの甘い香りが立ちます。
↑どんな味なのか? 食べてみると……。
パリ。……おっ、ペラペラではない、けっこうしっかりした食感。
それでキリッと塩がきいている! 塩味が強い! そしてそこにバターの香り。
わりと塩辛さを感じますが、美味しいです。
でもここまで塩味がベースなんだったら、使う塩にももう少しこだわってもらったら嬉しかったなあなんて思います。自然海塩、できれば北海道産のものなんかを。
他の原材料が良い感じなだけに、そこが余計に惜しく感じてしまいました。
国産じゃがいも
今回、コイケヤのポテトチップを食べたことをきっかけに公式サイトでコイケヤの他の商品についても調べてみたのですが、コイケヤって、じゃがいもを使った商品のじゃがいもには国産のものを使用していることが多いんですね(原材料にじゃがいもの産地が明記されていない商品もあり、それらについては不明)。
会社案内にも「湖池屋品質」として「日本にこだわる 国産原料や日本独自の技術にこだわり、日本の素晴らしさを形にする。」というのが掲げられており、「へえ~」と思いました。
「北の食べごろポテトチップ」のようなこだわり商品だけでなく、全体的に国産原料を心がけてくれているのなら、それはありがたいです。
コイケヤに抱いていた、駄菓子っぽい、ジャンクな印象がちょっと変わりました。
高級路線
2016年からは、プライドポテトという、高級路線ポテトチップシリーズにも挑戦しているコイケヤ。
どんな新しい商品が出てくるのか、注目して、美味しそうなのがあったら買ってみたいなと思いました。