昨日から雪が降り積もっています。気温も氷点下になってきて、本格的に窓が開けられなくなりました。暖気が逃げるので、調理時以外は換気扇も回せません。
そんな、こもった空気の居間でご先祖様供養の線香を焚くのは、いくら空気清浄機が二台あっても厳しいかなあ……。ということで、今日は、二階の私の部屋で線香をあげることにしました。
換気のため窓を開ける
私の部屋は、日常的に、ほとんど使われていません。ですから、暖房も切ってあります。そんなシンシンに冷えた室内で線香に火をつけ、換気のために窓を薄く開け、私は部屋を出ました。
そして数時間後。そろそろ窓を閉めようかと再び部屋に入ったところ……。
↑ゆ……雪が部屋に積もっているやないかい!!
いつの間にか窓が全開~室内雪かき
うっすらしか開けていなかったはずの窓は風のせいか全開になり、そこから雪が吹き込んだようなのです。これは想定外でした。もう、これは、どうすればいいのかと。言葉を失うとはこのことです!
とりあえず台所に赴き、ゴム手袋をはめ、どんぶりとタオルを持って部屋に戻りました。
そして、雪をかき集めてどんぶりに入れ、いっぱいになったら捨てることを繰り返します。
あらかたの雪がなくなったあとは、タオルで床の水気を拭き取ります……。
寒すぎる
暖房の切れた、雪の積もった部屋の中……。
寒くて寒くて、途中からスキーウェアを着込んで作業しました。
フッ……と、笑うしかないです。「ああ~床の水拭きがついでにできてラッキー。しかも水はこっちが用意しなくても、勝手にばらまかれているし♪」と、前向きな理屈をつけて、狭いところに入り込んだ雪も無理な体勢で黙々と拭きました。
父の自慢話を思い出す
父がたまに、自分が子ども時代にいかに困窮状態の中で暮らしていたかを自慢げに語ることがあるのですが、その中に、「家の壁に隙間があって、冬の朝、目が覚めると掛け布団に雪が積もっていた」というのがありました。
それってこんな感じだったのかなあ……と思いながら。いや、こんな中で寝るなんて寒くて無理だと、私は一人首を振りました。幼少期の父はどれだけ体が丈夫だったのでしょう。普通に風邪をひきますよ風邪を!
追記:父は上記のように「幼少期に寒さに耐えた自慢」を以前はよくしていて、父って寒さに強いんだなあと思っていたのですが、近年、灯油代が値上がりして、節約のため冬期間の暖房を弱めにしたところ父が「寒い、寒い」と大騒ぎするのです。
父さん……寒さに強いんじゃなかったんかい!!
寒いといっても室温13℃はあります。その、掛け布団に雪が積もっていた状況よりは暖かいと思うのですが……。
父はかなり寒さに強いんだと信じていたので、なんだか肩透かしを食らった気分なのです(笑)。