先日開催された「第28回 全国菓子大博覧会 あさひかわ菓子博」に行った妹に、赤福の「黒餅白餅」を第一希望としてリクエストして買ってきてもらいました。(レビュー記事はこちら)↓
実はリクエストの際、「黒餅白餅」が買えなかった場合に備えて第四希望まで伝えてありました。私としては第一希望が買えればそれで良かったのですが、なんと、妹は気を利かせて第二希望、第三希望の菓子まで買ってきてくれました!
そのうちの一つ(第二希望)がこちら!↓
↑「献上田むらの梅」!!
岩手県の銘菓
こちら、岩手県にある明治36年創業「菓匠 松栄堂」のお菓子で、過去の菓子博において名誉総裁賞等、九回の受賞歴(*1)がある銘菓。(参考*1:菓匠 松栄堂)
↑包装紙を外すと、箱に「松栄堂」という文字が浮き出すエンボス加工が施してあり高級感があります。
箱を開けると個包装
↑箱を開ると、プラスチックトレーに入った「田むらの梅」が六個並んでいます!
↑一個ずつ個包装で、それぞれに脱酸素剤が封入されているのが良い!
国産原材料使用
↑原材料はこちら。
主原料の梅の実、もち米、青紫蘇は地元岩手県産を中心に国産原料を使用しているとのことで安心できます。
添加物の「グリセリン脂肪酸エステル」(乳化剤)については、豆腐の消泡剤としてよく見かけるもので、入っていれば買うのは避けてきたのでちょっと抵抗はありましたが、まあ、今回食べる分くらいの量であれば大丈夫だろうと、そこは割り切ることにしました。
栄養成分表示
↑カロリー等はこちら。
五弁の梅の花をイメージ
↑個包装を開けてみると、フワッと青じその良い香りが漂いました。
コロンと可愛らしい形。五弁の梅の花をイメージした五角形に一粒一粒を手包みしているそうです。
↑横幅は約3.5cm。
↑ひっくり返すとこんな感じに折りたたまれた紫蘇が重なっています。
食べてみる
↑それでは早速一ついただきます!
↑割ってみると、パッツパツに張った紫蘇がプチッと破れて中身が現れます。
食べてみると……おお、これは初めての味!
少しだけ塩気の利いた紫蘇の葉に、モチモチ求肥、そしてざらりとした、濃厚ねっとり甘酸っぱい梅餡がたっぷり。
桜餅に通じている
梅が使われているというのでもう少し酸っぱいものを想像していましたが、酸味はほんのり程度で、あんこっぽい甘さがしっかりあります。
「香りの良い葉に、あんこ+モチモチ生地が包まれている」という味の組み合わせがどこか桜餅に通じていて、桜餅の親戚っぽいなと思いながら食べました。
上品で美味しい
というわけで「献上 田むらの梅」、たたずまいも味わいも上品で満足しました。紫蘇に包まれているというのが斬新ですよね。
賞味期限は30日あり、そこそこ日持ちするのも嬉しいところ。
値段のことはあまり気にせずリクエストしていたので、食べ終えてから改めて計算したところ、このお菓子は一個あたり約238円もして、ヒエーーそんな高級品なのーー?? とひっくり返りましたが、色々と凝った作りなのでそのくらいの価値はあります。
行ったことのない岩手県を感じることができました。またいつか……食べる機会があったらいいなあ。