精進料理のレシピ本を見ながら煮浸しを作っていて、指示通りだし汁に酒やらみりんやらを入れたあとに気づきました。
そういや煮浸しって醤油だけでも美味しく作れるんだったっけ……。
あ~、醤油だけで作れば良かったな、簡単だし……なんて思いましたが、ま、和尚さんのレシピを再現して味わうのもまたオツですよね。美味しかったです。
使える精進料理レシピ本
それにしてもこの『典座和尚の精進料理―家庭で楽しむ110レシピ 』、かなり使えます。最近、この本を見て料理を作ることが多いです。基本の味は「醤油、酒、みりん」。ここにだし汁や塩が加わる感じなのですが、間違いなく美味しいです。
厳格なマクロビオティック料理の「醤油、塩だけ」というシンプルな味も好きですが、酒やみりんを加えた丸い味もいいですよね。THE日本料理という感じです。
2017年追記:マクロビオティックでは、きんぴらもひじきの煮物も「醤油だけ」で味付けたりします。
これ、最初作ったときは怯(おび)えました。本当に美味しいのかな……と。
でも食べてみると意外と美味しいんですよね。びっくりしました。良い調味料を使うおかげもあると思うのですが。
しかし、マクロビオティックを卒業した現在は、それらの煮物には醤油だけでなく酒やみりんを使っています。その方がやっぱり、味わいとしてどちらかというと好みかなと思います。
大泉書店