我が家がインターネットを導入したのは2004年。NTTの、Bフレッツ「ニューファミリータイプ」という、当時では最新の光回線プランに入りました。
しかし! それも今は昔。ニューファミリータイプは2005年に新規受付を終了し、新たなプランが発表され、我が家は少しずつ時代から取り残されていきました。
割引
それでも普通に光回線のインターネットを使えていたので問題はなかったのですが、ここへ来てついに、古い殻を脱ぎ捨てる必要が生じてきました。
↑NTTフレッツ光のチラシです。これによると、現在のプランのままでは月額5460円のままなのが、新しいプラン(フレッツ 光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプ)に変えると割引制度(にねん割)が利用できて、五年後には月額4200円になるとのこと。
新しいプランにしなければ割引制度が利用できないというのが、いかにも「プランを変えろ~」というNTTからの無言のささやきのようで、それにのせられるというのもちょっと安直な気がしたのですが、月額1200円もの差が出てくるのであればさっさと変更した方がお得です。
宅内工事
ただ、問題もありました。プラン変更のためには宅内工事が必要なのです。
↑今まで使ってきた回線終端装置。これを新しいものに替えてもらわねばなりません。
ネット回線を引いて以来、順調に使え続けてきたものを、変にいじることで不具合が生じたらどうしよう?
今インターネットが使えなくなったら人生の終わりというくらい困る。工事が失敗したなんて声は、調べてもどこにもありませんでしたが、万が一……と不安がわいてきます。
不安が出てきたときは、最悪の事態を想定して、心の準備をしておけばいい。私は必死に想像しました。
もし工事がうまくいかなくてネットがつながらなくなったら、NTTに問い合わせでもして、どうにか解決しよう。
だったら問い合わせ先を控えておこうと、フレッツサポートセンターの電話番号をメモして保管しました。
工事の日
そしてプラン変更の申し込みをして、ついにやってきた工事日……。
クレーンを積んだトラックが二台、家の前に停まりました。業者の男性が二名、家に入ってきます。
床に座り込んで、回線終端装置の取り外し、取り付け作業をすること約15分。「これでインターネットにつながりますので」と、男性二名はさっさと帰っていきました。……あれ?
↑やけに簡単に終わった取り付け作業。トラックのクレーンも、いつ伸ばされるのかずっと観察していましたが、折りたたまれたままついに使われることはありませんでした。
すんなり接続
光回線が元々引いてある場合、工事はおそらく簡単なものになるとは聞いていましたが、申し込みの際には「1~2時間はみておいてほしい」と言われていました。
何らかの難しい状況が発生した場合はもっと時間がかかるかもしれない……なんて風にも言われていたので覚悟していたのですが、結果は15分。拍子抜けするほどの素早さでした。
そして、緊張しながらパソコンの電源を入れ、ネットにつないでみると……今まで通り、すんなり接続されました。
ああ、なんだ、もう本当に良かった~……。と、どっと疲れてソファーに倒れ込んでしまいました。
しかしこれでまた、我が家のネット環境は時代の最先端に追いつきました! 古いプランに比べ、新しいプランはデータの受信速度が二倍(最大200Mbps)です。接続可能端末台数は5台までだったのが無制限へ。その上、月額料金も安くなるのですから良いことずくめですね。
思い切って変えて良かったなと思います。(でももう工事はイヤ~~)