↑北海道新聞2014年1月8日の夕刊に、「旭山あさっぴーお断り」という記事が載っていました。
着ぐるみ
北海道旭川市にある旭山動物園では、『着ぐるみは動物を驚かす』という理由で、旭川市のゆるキャラである「あさっぴー」は入園禁止。
『動物のありのままの姿を尊重』し『「行動展示」の理念』を貫いたからこそ『旭山はファンに受け入れられた』との考えから動物の擬人化に否定的で、園内の売店でもあさっぴー関連グッズは売られていないという内容でした。
この記事を読んで、旭山動物園がけっこう固い考えを持っていることに、少し驚きました。
旭川市あっての旭山動物園なのだから、旭川を少しでもアピールするべく、あさっぴーグッズくらいは売ってもいいのではないかと感じました。
しかし同時に、記事に紹介されているように、確かにその「固さ・動物に対する真面目さ」こそが、旭山動物園の魅力を守っている面もあるのかもしれないとも思いました。
独自路線
旭山動物園は、他の真似ではなく、独自路線でどん底から這い上がった動物園です。
それであれば、これからも独自路線を守った方が、長い目で見れば旭山動物園にとってプラスなのかもしれない。
市民のミーハー的な思いとしては「あさっぴーグッズくらいは……」ということになりますが、最終的な判断は旭山動物園に委ね、それを尊重しようと思います。
それにしても、動物って、着ぐるみを見ると驚くんですね。
もっとリアルな着ぐるみであれば、自分たちの仲間と勘違いして、驚くこともないのかな?