パソコン（windows７）がスリープから勝手に起動する～ノートンセキュリティが原因だった

私は普段、パソコン（windows7）をスリープで終わらせています。

スリープだと作業中のファイルを開きっぱなしにできて、次回、仕事の続きをやりやすいからです。

電源を入れてから起動するまでの時間が短くて楽というのもあります。

しかし、この、スリープさせたパソコン。

最近、勝手に起動しているのです。

誰かの仕業？

最初は、スリープさせたつもりがうまくいかなかっただけだろうと思っていました。

けれど、「絶対にスリープした」と、真っ暗になった画面を確認した翌日も、パソコンに近づいてみたらすでに起動している……。

何？　どうして？

もしかして、家族の誰かが電源を入れてパソコン操作をしているのだろうか。

そこで私は、マウスの位置に印をつけ、ちょっとでもずれるとわかるようにして様子を見てみました。

しかし翌日、マウスが動いた形跡はなし。けれどパソコンの電源は入っている……。

解決方法

これ、どういうことなんだろう？　解決方法ってあるのかな？

と思い、検索をかけて、同じような症状で困ってらっしゃった方の解決方法（こちら）を参考に作業をしてみました。

イベントビューアー

↑まず、「イベントビューアー」というのを見るために、「スタート」から「コントロールパネル」を開き、「コントロールパネルの検索」欄に「イベント」と入れて検索をかけます。

↑出てきた「イベントログの表示」をクリックすると「イベントビューアー」が開きます。

ログをフィルター

↑①「Windowsログ」→②「システム」→③「現在のログをフィルター」をクリック。

↑①「ログの日付」を選び（私は「過去24時間」にしました）、②「イベントソース」から「Power-Troubleshooter」にチェックを入れ、右下の「OK」ボタンを押します。

スリープ解除の原因判明

↑すると！　イベントビューアーに「スリープ解除の原因」情報が出現！（画像はクリックで拡大します）

↑「タイマー　タスクスケジューラは'Remediation AntimalwareMigrationTask'タスクを実行します」

……何それっ。意味がわからないっ。

ということで調べたら、どうやらセキュリティーソフト（私がパソコンに入れているノートン セキュリティ）の仕業らしいことがわかりました。

イベントビューアーの役目はここで終了。ウィンドウを閉じます。

タスクを解除

ぜえぜえ……。それではこれから'Remediation AntimalwareMigrationTask'とやらを解除しに行きます。

↑改めてコントロールパネルを開き、「タスク」と検索をかけ、出てきた「タスクのスケジュール」をクリック。

↑「タスクスケジューラ」が開くので、その中の①「タスクスケジューラライブラリ」→②「Remediation」をクリック。

'Remediation AntimalwareMigrationTask'という文字列が出てくるので、そこを右クリックし、③「プロパティ」をクリック。

開いたウィンドウの「条件」タブをクリックすると……。↓

↑「タスクを実行するためにスリープを解除する」にチェックが入っていた！！

チェックを外し、「OK」を押します。……これで終わった……はず。

結果

さあこれでどうだと、その日の夜、いつものようにパソコンをスリープ状態にします。そして翌日……。

……パソコン、起動してない！！

おお～～良かった。やっぱりあれが原因だったのか。

しかしその後、また勝手に起動していることがあって、原因を調べたところ、チェックを外した項目になぜか再びチェックが入っており、改めてそのチェックを外す……ということをしました。

ノートン セキュリティのアップデートで、自動的にパソコン内の設定が操作されるのかもしれません。

まあ、そう頻繁なことではないので、その都度対処していこうと思っています。

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