先日、良さそうなお米(農薬不使用栽培)を探して、あるオンラインショップ(個人運営)にアクセスしてみたところ、いきなりセキュリティーソフト(ノートン)の警告が表示されて先に進めなくなりました。↓
このWebサイトはブロックされました
○○shopは偽eストアの可能性があります。ハッカーは実在のストアに似せた偽のオンラインストアを作成して、個人情報や金銭を盗もうとします。
エ゛ッ………………。
偽サイトではないはず
そんなはずはないんだけどなと思いました。
その「偽eストア」と言われたサイトには、名の知れた産直サイト(私も過去に利用経験あり)内の、農家さんのプロフィール紹介欄に貼ってあったリンクから行き着きました。
Googleでその農園名を検索して出てくるサイトのURLも、ブロックされたURLと同一です。
その農家さんのInstagramアカウントにも、ブロックされたURLが公式サイトのURLとして載っています。
エエ~~?? これは、ノートンの方が間違っているのでは??
ブロックを解除したい
恐らくノートンの方が間違っている。
なんとなく怖いからという理由でそのサイトを見ることを諦める手もあるけれど、どんな内容なのか、見てみたかったんだよなあ。
ノートンにブロックされないようにしたいんだけれど、どうしたらいいんだろう。
とりあえず、わけがわからないながらも、一体何が起きたのか知るためにノートンを立ち上げました。
セキュリティ履歴をチェック
↑①セキュリティから、②セキュリティ履歴をチェックします。
↑該当のイベント発見。
オンラインショップ詐欺(笑)
↑詳細を見ると、セーフウェブという機能によって、URL:FakeShop(フェイクショップ)という脅威が中止されたとのこと。
脅威の種類は「オンラインショップ詐欺」とのことで、いや~、おそらく詐欺ではない正規ショップなのにひどい言われようだな。
そのサイトをブロックから除外できるはず
じゃあ、どうやったらこのサイトをノートンの機能に引っかからないようにさせられるのか?
何か、特定のURLだけ除外できるような仕組みがあるはずだと思いました。↓
↑それを探すために、さきほどのセキュリティのページに戻り、色々と細かくカスタマイズできそうな雰囲気のある「高度なセキュリティ」という項目をクリックしてみます。
↑①Webの中に②セーフウェブの内容を設定できる項目を発見。早速見てみると……。
↑①「除外」のタブ発見!! ②追加するをクリックします。
除外リストにURL追加
↑サイトのURLを記入し、「追加」をクリック。
私が入力したのはドメイン部分(○○.shop)だけですが、自動的に「https://」「http://」から始まる二種類のURLが追加されました。
表示できるようになった
そして、先ほどブロックされたサイトに改めて行ってみたところ、今度は無事に表示されて、内容を確認することができました!!
「偽eサイト」の可能性も疑って一応色々見てみましたが、銀行振込で支払う際の口座名義が農家さんご本人の名前だし、運営者情報の記載もきちっとしているし、やっぱり本物なんじゃないかなあと思いました。
ありがたい機能ではあるが
全国の、ノートンをインストールしている人のパソコンでは、そのサイトが問答無用でブロックされて表示されないのかなと思うと、運営している農家さんが気の毒になりました。
一体、どういう基準で危険と判断しているんでしょうかね?
詐欺サイトへ間違って入ってしまうのを防いでくれる機能なのでユーザーとしてはありがたくはあるのですが、こういう場合(詐欺サイトではなくてもそう判定されてしまうこと)もあると思うと難しいなあと思います。
私個人としては、大丈夫そうなサイトなのにブロックされた場合(そんなこと今回が初めてだけど)、とりあえず今回のように逐一除外設定をして対応していきたいと思っています。