先日、書き物をしている途中でちょっとした「あれっ」という出来事が起こりました。
それは、「スピードを上げて」という文を書こうとしていたときのこと。
まず「すぴーどを」と打ち、それをカタカナ交じりの文にするため変換キーを押したのですが、「スピードを」と正しく変換されたあとに勢いでもう一度変換キーを押してしまったのです。すると……。↓
↑あらっ? カタカナの「スピード」が英語のSPEED(スピード)になった!!
一太郎
もちろん最終的にはカタカナの「スピード」に直しましたが、私は内心、ちょっとしたワクワク感を覚えていました。
一太郎って、日本語表記の英語を英語表記に直す機能があったんだなあ。
一太郎とは、PC用日本語ワープロソフト。
変換能力が優秀で手放せないのですが、そんな機能があったことには気づけなかった。
面白いな。他の英語でも試してみよう。
英語変換を試す
そう思い、私は「ふーあーゆー」を変換してみることにしました。きっと「Who are you」となるに違いないわくわく……。↓
↑って……あれ? 変換されない! 日本語(ひらがな、カタカナ)のままだ!
あ、もしかして文章が長すぎたか。単語レベルなら行けるよね。じゃあこれはどうだ!
↑「now」って……ならない!! あれ?
このあとも色々な英単語をカタカナ表記して変換してみたのですが、まったく英語にはなりません。
……なぜ、「スピード」だけが「SPEED」になるの?
有名ミュージシャンは変換できる
首を傾げて、私は「ハッ」とある事実を思い出しました。
一太郎は、有名なバンドやミュージシャン名であれば一発変換できるのです(シャ乱Qとか)。
「SPEED」って……いるよね、音楽グループ。
もしかしたら、音楽グループの「SPEED」が一太郎の辞書に元々登録されていて、それで変換候補に出てきたのかもしれないです。
そうか~。日本語読みで入力した英語がアルファベット表記になる機能があるのかと一瞬思ってしまったよ(笑)。
でもそんな機能が本当にあったら、わりと便利かもしれないですよね。「サンキュー」と打って変換したら「Thank you」になる、みたいな。
追記:最新版ATOKに英語変換機能!
2017年追記:上記、『「スピード」を「SPEED」と英語に変換できたが「ふーあーゆー」や「なう」は英語変換できなかった』のはかなり古い一太郎(一太郎2006)でした。
それが、今年、デスクトップパソコンを富士通のものに買い換えたところ、最新版のATOK(エートック)があらかじめインストールされており、それが、2006バージョンに比べてめちゃめちゃ進化していたのです!
英語に変換
たとえば、「ふーあーゆー」ならこんな感じ。↓
「なう」も、変換できる!↓
「こんなことできたらいいな♪」と思っていた「サンキュー」の一発変換も!↓
↑すごすぎる! 11年の間にATOKもかなり進化したんですね!!
使いやすくなった
その他、細かな点が色々と使いやすくなっており、ますます賢く、手放せない!! ソフトになりました。
やっぱり日本語入力システムはATOKに限る!!