神棚に本榊をお供えしていて、葉量が減れば交換しているのですが、ちょうど今年の6月上旬頃、取り替えるのに良いタイミングかなと思って新しい本榊を取り寄せました。
すると……。↓
↑荷物の封を開けてびっくり。な、何これ??
半分はふにゃふにゃの葉
↑榊一束のうち、手前の半分は色の濃い、しっかりしたいつもの本榊なのですが、奥の半分が、薄い色の、見たことのないようなふにゃふにゃ榊!!
↑触った感じ、葉の厚みは通常の1/2ほど。軟らかすぎて、右上の葉っぱなんて箱の中でたわんでいた形のままカーブしてしまっています。何なんだこれはあああーー!!
新芽の時期
何やら説明書きが同封されていたので慌てて見てみます。↓
現在、新芽が成長中です。
新芽の色は緑だけでは無く、赤、黄、橙、茶等、枯れている様に思える物もございます。
収穫後、お届け中も、新芽は伸長しますので、元の形が崩れてしまう場合もございますのでご了承下さい。
とのことで、そうかあ、うわあ、新芽かあ、この時期はこういう榊になっちゃうのかあ、しまったなあ~。
確かに、本榊は4月~6月が新芽の時期(*1)ではあるのですが、過去においてそのくらいのタイミングで買ったことが数回あり、そのときは偶然なのか今回のような若葉は混ざっていないすべてしっかりした葉のものが届いていたので、そういう時期を外した方が良いという意識が欠けていました。(参考*1:日光榊)
うわーーもうちょっと買うのを遅らせれば良かったなーー。
薄い葉っぱは厚く成長するか?
一束の全量が若葉なのではなく、半量はしっかりした葉っぱで構成してくださっているのがせめてもの救いではあるのですが、問題は若葉の寿命なんですよね。
ちゃんと地面に根を下ろした榊に生えている葉ならいずれ厚い葉に成長するでしょうが、すでに切られてしまった枝についている若葉は、どれだけ成長するのかしないのか??
雰囲気的にはなんだか今にも枯れそうで、かなり不安だけれど、でも、一対で1980円もする高級品、そう簡単に買い直せる金銭的余裕も無く、若葉さんにはなんとしてもなるべく長生きしてもらいたい。
若葉の成長記録
ということで、榊の若葉が分厚く成長することを願いつつ、日々水替えしながら様子を見守ることにしました。
すると、少~しずつ、少~しずつ、葉の色が濃くなってきたのです。
↑購入(うちに届いてから)六日後。初日よりは、ワントーン、若葉の色が濃くなっています。
↑こちら、17日後。緑の濃さもさらにほんの少し改善。ものすごくふにゃふにゃだった葉っぱが、ちょっとだけしっかりしてきました。
↑まだまだ大人の葉っぱには及ばないけれど、このまま成長を続けてくれれば、あるいは…………!!
枯れてきた
と、期待を抱いたのですが。
若葉の成長も、上記あたりをピークにそれ以上進まなくなり、次第に枯れて、枝からハラリハラリと落ちるようになってしまいました。↓
↑若葉だけが、どんどん枯れてゆく……!!! 減っていくのを止められない……!!
若葉部分がすべてなくなる
そして購入から三ヶ月後(9月)。
真夏を経て、新芽(若葉)だった部分はすべて枯れ落ち、残ったのは最初から大人だった葉のみ。↓
↑たった三ヶ月で一束のうち半量がなくなるとは、厳しい~~~!!
↑榊立てに入れるとこんな感じ。
う~ん、心もとない。せめてこの状態をなるべく長く維持してくれたら良いのだが……。
現在(購入から五ヶ月後)の姿
と、ヒヤヒヤしつつ見ていたところ、意外とその後は葉が枯れることもほぼなく、なんとか、今月(購入から五ヶ月後)まで来ることができました。↓
↑全体的に上向きだった葉が、重力に負けたように下向きになってきていることが気になりますが、葉量としては許容範囲。
下手をすると、購入から一ヶ月ほどでスカスカになって、新規購入を検討しなければならなくなるかと思っていたので、そうはならず11月まで来てくれたことに感謝。
今後は新芽の時期は外して買いたい
というわけで現在は上記の榊ができるだけ今の姿のまま長生きしてくれることを願いながら日々を過ごしているところなのですが、次に買うときは、新芽の時期は外そうと強く意識しています(笑)。
新芽であっても、分厚くなるまで榊立ての中でうまく成長してくれるなら良いのですが、やっぱり新芽ゆえにひ弱で、成長する前に枯れてしまうのが厳しいです。
でも新芽の時期以外でも、真夏(7月~8月)も配送途中の暑さで榊が弱るからなるべく購入は避けたいし、そうなると榊を買うのに最適なのは9月~3月の七ヶ月間あたりということになるんですかね?
……買いたいタイミングと、買うのに最適な時季がうまく合うかわかりませんが、なるべく榊を長持ちさせるために色々考えて頑張ろうと思います。














