この一年間、私はテルモ 電子体温計を常に持ち歩いていました。
寝るときは枕元、起きてからは手元に。
そして体温を計り続けてきました。微熱が下がってくれるのを、今か今かと待っていたのです。
私の平熱は元々36.5度程度でした。それが、体調が崩れてから一年間、低くても36.8度、高いと37.3度という状態が続いていました。
もしかして代謝が良くなって平熱自体が上がったのかも? と思い込もうとしたときもありましたが、やはり、平熱では感じえないだるさがあったりして、「平熱上昇説」は採用できず。
もうこれは地道に治していくしかないなと腹を決めて、テルモ 電子体温計をお供に、淡々と体温の観察を続けていました。
微熱が下がる?
すると7月に入ってから、何やら体温が好成績をマークし始めたのです。36.4度~36.7度という日が続出してきました。
お、お、お……?? これはもしかして、微熱、下がってきた??
大興奮です!!
でもまだ油断はできません。油断が命取りなのです。ちょっといい気になって食べ過ぎたりすると、途端に0.2度ほど上がったりします。低いところで安定するまで、養生養生!
私の中で、現在の体温のイメージは、「風の谷のナウシカ」で、怒り狂ったオウムの真っ赤な目がナウシカの犠牲によってチカチカと青、赤の明滅を繰り返し、やがてスーッと青くなる、そのチカチカしている感じなのです(わかるかなあ……?)。
真っ赤な目の状態が「発熱」で、青い目が「平熱」。現在、発熱状態が平熱状態に移り変わろうとしてチカチカしているような……そんなイメージです。
何かの拍子にまた真っ赤っかになっちゃうかも?? いや、ブルーに落ち着いてくれるかも?? これからも体温から目が離せません。
↑25~40秒で予測、そのまま10分計り続ければ実測できます。私は最近、もっぱら10分計測です(10分計測の方が水銀の体温計で測ったものと数値が近いので。予測の方が若干高めに出ることが多いです)。
計った後、バックライトが光るので、暗闇でも体温が確認できるのが便利。