↑先日、年賀状を作成していて、いざ印刷しようとしたらプリンターのエラーメッセージが表示されました。
↑「インクがなくなった可能性があります」……。
どうやら、黒インクがなくなった様子。(使用プリンターはキヤノンTS6130)
無視
↑すでに、交換用のインクは用意してあります。おとなしくこれをプリンターにセットすれば済む話。
……なのですが、私はこのエラーメッセージを無視して表示を閉じ、印刷を続行。
すると……普通に印刷できてしまうんですよね!
一ヶ月前から
実は、このエラーメッセージは、一ヶ月ほど前からプリンターで何かを印刷しようとするたびに出てきていました。
一番最初は、「あ~、じゃあ取り替えなきゃな」と思ったのですが、その作業が少し面倒で、そのときは特に黒インクをメインで使うような印刷ではなかったということもあり、「ちょっとくらい、このまま印刷してもどうにかなるんじゃないかな~」と、エラーメッセージを閉じて印刷してみたところ、正常に印刷でき、そこで味をしめてしまったのです。
インクの交換は遅い方が良いのでは
インクの交換なんて、タイミングが遅ければ遅いほど、残ったインクを最後の一滴まで使い切れる感じで良くない?
メッセージの内容も「インクがなくなった可能性」と言っているだけで、完全になくなったと断言しているわけではないし、もし本当にインクがなくなれば、プリンターの側で「もうこれ以上印刷できない」と動作をストップしてくれるだろう。
そう思い、エラーメッセージが出てくるたびにちょっと迷いながらも、「あとちょっと……」という感じで、インク交換無しの印刷を続けてきてしまっていました。
さすがに気になる
しかし。いよいよ年賀状作成の段に入り、宛名印刷で黒もけっこう使いそうだと思えるタイミングでのこのエラーメッセージは、さすがに気になる……。
無視し続けたいけど、本当にそれで大丈夫かな……。
少し不安になり、私は、初めて、プリンターの説明書で「インクがなくなった可能性があります」というエラーメッセージについて調べてみることにしました。すると……。↓
(画像出典:キヤノンPIXUS TS6130取扱説明書p.35)↑「インク切れの状態で印刷を続けると、故障の原因となるおそれがあります」。
……って……インク切れの状態でも印刷って続けられるんだ?? そこはプリンター側で強制ストップしてくれるわけではないんだ??
インクがなくなったとき
う~ん、それは怖いぞと思いながらさらに見ていくと、「インクがなくなった可能性があります」の次の段階として出てくる「インクがなくなりました」というエラーメッセージについての説明がありました。↓
(画像出典:キヤノンPIXUS TS6130取扱説明書p.35)↑「このまま印刷を続けるとプリンターに損害を与える恐れがあります」(「損害」という表現がおどろおどろしい……)
「インク切れの状態で印刷を続けたことが原因の故障については、キヤノンは責任を負えない場合があります」
……つまり、エラーメッセージが出ても印刷は続けられるけれど、その結果インクが本当になくなってもプリンター側で強制ストップはかからず、それでも印刷し続けるとプリンターが故障するかもしれないと……。
そういうわけですねっ??
怖い
それを知り、私は急に怖くなりました。
ちょっとしたインク代をケチったばっかりに、プリンター本体が故障してしまったら、その痛手、計り知れない。
プリンターって、高いんだよ??
そんなことで買い換えてられるか。
↑というわけで、おとなしくインク交換。
↑黒インクが満タンになり、その後、年賀状印刷も無事すべて終えることができました。
今後の方針
今回の出来事を経て、今後の方針を考えました。
まず、「インクがなくなった可能性があります」というメッセージが出てすぐは、インクはまだ少し残っているはずだから、少量の印刷物であればキリの良いところまでそのまま印刷してしまってからインク交換する。
インクの買い置きをし忘れていた場合も、「インクがなくなった可能性があります」というエラーメッセージが出ている間はまだ大丈夫なはずだから、「インクがなくなりました」というメッセージになる前に新インクを購入して交換する。
……プリンターというものを使い始めて20年にはなると思いますが、今まで、「インク交換せよ」に類するメッセージが出れば従順にすぐ取り替えてきたのを、初めてちょっと逆らってみた結果、そんな慌てて交換しなくても少しは印刷可能ということがわかったのは収穫でした。
けれど、あんまり不精を続けたせいでプリンターが故障するということは避けたいので、まあほどほどのタイミングで交換していきたいと思います。
追記:警告表示が出たまま年賀状を印刷した結果
2019年末に警告が出たのは上記のとおり「BK」(黒)でしたが、一年後の2020年末、年賀状を刷ろうとしたら今度は「Y」(黄色)のインクに警告が出ました。↓
↑この状態になったらどうするか?
昨年立てた自分の方針によると、「インクがなくなりました」という最後通告が出ていないならば少しはそのまま印刷続行可とのことなので、おそるおそるながらそのまま印刷してみることにしました。
↑刷るのはこちら。ヒヨコや背景の木材に黄色インクが使われそうですが、果たしてどこまでもつか……?
そして刷ってみた結果、なんと、家族の分も合わせて合計約100枚が、正常にすべて刷れてしまいました(警告メッセージは「インクがなくなった可能性があります」のまま)。
年賀状100枚は刷れる
というわけで、「インクがなくなった可能性があります」メッセージが出てからも、年賀状100枚程度だったら普通に刷れることがわかりました(絵の内容によって結果枚数は変わってくるとは思いますが)。
以前は、プリンターの故障が怖くて、「インクがなくなりました」表示が出る前にインクを替えようと思っていましたが、こうなったら、「インクがなくなりました」表示が出るまでそのまま使ってみようと思います。
その表示が出る前に絵に掠(かす)れが出たりするか等、検証していきます。
結果がわかればまた追記します!