先日、二年ぶりにマウスを新調しました。↓
↑こちらの「ネオフィットマウス」、手に馴染む良い形で、静音ボタンの「ポクポク」したクリック音も心地良く、サイドボタンへの機能割り当ても便利で、気に入ったのですが、一点、惜しいと感じるところがありました。↓
↑それが、この、右サイド(小指側)のすべすべ感。
滑り止め素材ではないので、マウスの使い始め、薬指と小指をこのサイドにのせて使おうとすると、指が滑ってしまうんですよね。
作業しているうちに指先が適度に潤ってくると滑らなくなるのですが、最初から滑りにくかったら良いのにな、惜しいな~~と思っていました。
マウスの滑り止め
何か、マウスの滑り止めのようなものってないのかな??
なるべく薄くて
マウスのカーブに沿って貼れる柔軟性があって
滑り止め効果が大きく
指先に触れたときに違和感がないもの
そう思って探し回っていたら、すごく!! 良さそうなものを発見して、速攻で取り寄せてみました!↓
↑こちら!! 「滑り止め クッション シート グリフォン」!!(1枚650円)
はがきの横幅を1㎝ほどスリムにしたようなサイズ(150mmx85mm)のシートです。
↑元々、スマホやタブレットの裏に貼る滑り止めとして開発されたもののようですが、レビューを見ると、デジタルカメラや、キーボード、杖(つえ)、マウスの滑り止めとしても評価が高かったです。
厚さ0.5mm、柔軟性高し
↑厚さは0.5mm。
↑ゴムシートのようにクニャクニャ曲がり、柔軟性は十分。
強粘着ではがしやすいシート
↑裏にはシールのような感じで剥離紙がついていて、これを剥がして対象物(マウス等)に貼り付ける仕組みです。
使われているのは日東電工の「No.5000NS」という両面粘着シートで、日本製。
商品裏の説明によると
特殊な粘着剤を使用しているので、長時間接着してもはがす際にほとんどのり残りがありません。
とのことで、使い勝手が良さそうです。
表面にはフィルム
↑表面は透明な薄いフィルムで保護されています。
↑対象物に貼ったあと、このフィルムを剥がせば、滑り止め面が現れます。
使いたい場所に合わせて切る
それでは! マウスに合わせて切っていきます!
↑貼りたいのはこの、小指と薬指を置く二カ所!
小指から
↑まずは、難易度が低そうな小指部分のシートを切ってみました(ハサミで簡単に切れます)。
(角を丸くすると接着後に剥がれにくいと羽毛布団補修シートによる修繕経験から学んだので、今回も角丸にしてみました。)
↑貼ったぞ!
↑表面のフィルムを剥がして……。
↑できた!!
試しにちょっとマウスを握ってみると、おっ……!!
これ、すごい!! 小指が全然滑らなくなった!!!
これはいいぞ。薬指もさっさと貼ろう。
薬指
↑薬指部分はカーブがついていて、形もやや複雑だったので、少し手間取りましたが、歯科技工士のような、その場所にぴったりくるものを作るぞ! という職人的な楽しさも感じながら切りました(失敗しても、まだシートはたくさんある……と自分に言い聞かせながら)。
結果、けっこううまくいきました! カーブにきちんとシートが沿うか心配でしたが、浮くこともなく、うまく貼り付いてくれました。
↑こちらもフィルムを剥がして……。
↑完成!!
これで、薬指と小指に滑り止めを装着できたぞ!!
滑らない
↑完成した、滑り止め装着マウス。
↑早速握ってみたところ、うわ、本当に滑らない!!
指先にまったく力を加えなくてもマウスが持ち上げられる!!
0.5mmという厚みに違和感があったらイヤだなと思っていましたが、握った感じ、貼る前とまったく同じ。
シート表面は滑らかで、指の腹に刺激も無いし、ゴムっぽいのでちょっとしたクッション性もあって快適。
今までスルスル滑って感じていた指先のストレスが、瞬時に消えました!!
こいつぁいいや!!
使いやすくなった
右サイドさえ滑りにくければかなり完璧に近いマウスなんだけどな……と思っていたので、本当に、使いやすいマウスになりました!
「滑り落とさないために指先に力を加える」という必要がなくなって、軽い力で扱えるようになったのが嬉しい!
この滑り止めシートさえあれば、今後、どんなに滑りやすいマウスに遭遇しても「滑らないマウス」に改造できそうなので心強いです!!
いやあ、こんなアイテムがあって良かったです!! これから、デジタルカメラの前面に貼ることも検討しています(滑りやすいので……)。
(追記:2023年現在、上記「グリフォン」は販売休止になってしまっているので、よく似た代替品として「GRIPLUS」という滑り止めシートのリンクを以下に貼っておきます。日本製で品質も良さそうです。↓)