↑毎週買い出しに行っているスーパーの菓子棚に、いつの頃からか「純国産シリーズコーナー」が出現しました。
最初はポテトチップスしかなかったのに、ずいぶん色んな商品が出てきてくれて、このシリーズを密かに応援していた身としては喜ばしい限り。
せっかくだから、何か、今まで食べたことのない新しいものに挑戦してみたいな……。
そう思って棚を物色していて目に留まったのがこちら。↓
↑芋けんぴ。
「芋けんぴ」って、以前、少女漫画の一コマで面白い扱われ方をしているとネットで話題になっている(*1)のを見たことがあり、それをきっかけにその名前を知ったのですが、食べたことがなくて気になっていたんですよね。
芋けんぴ
さつまいもは、自宅で焼き芋にしておやつに食べることが多いので、わざわざこんな加工品を買わなくても良いんじゃないか、堅そうだし……。
なんて思って二週間ほど購入を迷ったのですが、やっぱり気になったので買ってみました!
↑芋けんぴ!(170g入り231円)
↑原材料はこちら。
さつまいも(九州産)
米油(国産)
てんさい糖(北海道産)
と! 当然のごとく全部国産! 無添加!
↑チャック付きで再密封可能。
食べてみる
↑開封。
↑小皿に出してみました。カランカラン……と小気味よい音。
↑それでは! いただきます!
早速一口かじってみると……。
おっ。もっとガリガリに堅いのかと思っていたらそうでもなく、最初にカリッと噛んだあとは、案外サクサク。
芋けんぴは揚げたさつまいもに砂糖をからめたお菓子なので、表面の砂糖がかなり甘く感じられるのかなと思っていたのですが、そこまで甘くもない。
油と砂糖なので、ドーナツに通じた味わいというか、さつまいもかりんとうとも言えるような、大学芋にも似た風味で、これは止まらない! 美味しい!!
美味しい
歯の強くない母も、「堅いせんべいよりは軟らかい」と言いながらつまんでいます。
「昔食べた、美味しい芋けんぴの味に似ている。芋けんぴにも色々あって、甘すぎるものもあった。でもこれは甘すぎなくて美味しい」とのこと。
母の子供時代(昭和30年代)は、芋けんぴはスタンダードなおやつで、駄菓子屋で大きなガラスケースに入れて量り売りされており、よく食べていたのだそうです。
昔からある、日本の伝統的なおやつなんですね。さすが現代でも売られているだけあって、素朴だけれど普遍的な美味しさがあります!
カロリーは高い
↑ただし、この芋けんぴ、「油菓子」という響きからもわかるように……。
↑カロリーは高い(100gあたり506kcal。一袋(170g)で約860kcal)。
↑この小皿に出した量(11本)で18.4gだったのですが、これだけで約93kcalもある計算になります。
ヒエエエ~~です。
美味しいのでバクバク食べられてしまって、一日に1/2袋を食べるなんて余裕に思えるのですが、そんなことをすると400kcal以上摂ることになるので、食べ過ぎ注意! のお菓子ではあります。
健康的ではある
しかしながら、無添加で、健康的なおやつでもあると思います。
同じさつまいもなら焼き芋の方がノンオイル・ノンシュガーで良いようにも思えますが、芋けんぴには保存性が良いという絶対的な利点があります。
日持ちするさつまいも菓子として、何か、手軽に大学芋っぽい味を楽しみたくなったときなどに、すごく推せるものだと思いました。
芋けんぴ。初めて食べましたが美味しかったです!
ちなみにこの芋けんぴ、公式サイトによると純国産シリーズをすべて一緒に販売すると一番売れる商品なのだそうで、確かに、私もスーパーの純国産コーナーで、色々ある中でこれが気になったわけですから、さもありなんと思ってしまいました。皆さん、深層心理で芋けんぴが好きなんですね(笑)。