先日、真空パック入り「安納もみじの焼き芋」を食べてみたら、甘く軟らかで美味しかったです。↓
しかし、小さな焼き芋一つでは物足りない! もっと食べたい!
というわけでまた取り寄せようかとも思ったのですが、焼き芋を食べたいと思うたびにいちいち「調理済み焼き芋」を取り寄せていたのではキリがないし、何より、お金がかかりすぎる。
そこで、生のさつまいもをまとめ買いして好きなだけ焼き芋を自分で作ることにしました。
紅はるか
↑取り寄せたのは、以前、干し芋として食べて美味しかった「紅はるか」。
ここへ来て張り切ったのは芋好きの母。美味しい焼き芋を作るための方法をネットで色々検索して、見つけてきたアイテムがありました。
それが……「石焼きいも黒ホイル」なるもの。
黒ホイルでさつまいもを巻いて焼くと、とても美味しい焼き芋ができるのだとか……。
黒ホイル……? 何なんだそれ。
よくわからないながらも、高いものではなかったのでとりあえず取り寄せてみました。↓
糖度が銀ホイルの二倍になるらしい
黒ホイル商品説明によると、さつまいものでんぷんが「麦芽糖」に分解されるのが「60℃~70℃」で、その温度帯で『一時間ほどじっくり焼く』のが美味しい焼き芋を作るコツなのだそうですが、黒ホイルを使うことでその状態が再現できて『石焼芋器と同等の麦芽糖を生成できる』のだとか。
(糖度は、通常のホイルで焼いた場合に比べ2倍以上になるそうです)
↑フタを開けてみると……黒い。
触っても手にはつきませんが、黒い、さらさらした塗料が焼き付けてあるような感じ。
↑裏は、普通に銀色です。
↑それでは早速焼いていきます。まず、タワシで洗ったさつまいもを黒ホイルにのせて……。
↑ピッチリ巻きます。
オーブントースターに入れ、1000W(強)でスイッチオン。
商品説明には「直径4㎝の芋なら1000Wで17分」とありましたが、今回焼く芋はもっと太いのでとりあえず30分焼いてみることにします。
30分経過後、芋を少し触ってみて、まだ固かったのでさらに10分追加。また様子を見て、さらに10分。
結果、50分で取り出しました。
↑焼き上がったものがこちら。……なんだか、皮の焦げ目が本物っぽい。
今まで、こんな「石焼き芋屋で買った焼き芋」のような、いい感じに焦げた見た目の焼き芋を、家で作れたことはない!
これは期待が高まる。
↑割ってみると……おおっ! なんだか美味しそう!
皮をむいて食べてみます。
すると……お、おおーーっ!! 甘い! 軟らかい!! 美味しい!!
何これっ。どういう仕組みなの? まんま、美味しい焼き芋屋の焼き芋じゃん!
こんなのが家で作れるなんて!! うわ~、感動。
母も、「しっとりしていて、甘くて、すごく美味しい!」と大喜び。
「オーブントースター、1000Wで50分」。成功です。
しかし私はここでさらに欲を出すことにしました。
この焼き芋、まだ舌触りが少し「サラッ」としている。これ、もう少し「ねっとり」にさせられないかな。
「60℃~70℃」に芋の内部温度をなるべく長く保つのが良いのであれば、50分経過後、オーブントースターのフタを開けずにそのまま置いておけば、もっとでんぷんの糖化が進んでねっとりしないかな?
というわけで、次は、「オーブントースター、1000Wで50分+一時間放置」に挑戦してみることにしました。
そして、オーブントースター(1000W)で50分焼いたあとそのまま庫内に一時間放置した焼き芋がこちら。↓
↑なんか……皮が蜜で濡れている!! 良い感じ!!
↑割ると、ほっくり!
↑しっとり美味しそう! いただきます!
パク。
……う、う、う、うおー!! これこれ!! このねっとり感! 完璧やーー!!
これは美味しいよ~。やるねえ、なんだこの黒ホイルっていうやつは。大発明だよ。
できあがった焼き芋は、砂糖のかたまりのように甘いです。
これは良いおやつですね~!
「50分+一時間放置」、少し時間はかかりますが、美味しさを追求して、今後もこの方法でいきたいと思います。
黒ホイル、すぐに追加注文しました(笑)。紅はるか(さつまいも)も、なくなる前に追加注文しようと思います。
いやあ~黒ホイル。今年買ったものの中で一番感動したかもしれない(笑)。
オーブントースターだと一度に焼けるさつまいもの量が少ないので、オーブンでの黒ホイル焼き芋作りに挑戦してみました。
「250℃で、50分(下段)。その後、庫内が自然に冷めるまで(最低一時間)放置」という方法で、オーブントースターのときよりもっとトロトロの焼き芋になりました!
ちょっと大がかりににはなりますが、オーブン焼き芋、おすすめです。