四月末から、物を噛むと痛む歯がありました。二十年前に治療した左上の奥歯(6番)です。でも、毎度というわけではないし、気のせいだったらいいなと思ってそのままにしていました。
けれど、やはり気のせいではなく、小松菜や玄米など少し固いものを食べるときにシクッと痛んだり、果ては、冷たいものを噛むとしみるようにもなってきました。
怖い…
これは歯医者に行った方が良いのかもしれない……けれど行って、もし虫歯だったらどうしよう。それはすでに金属を入れてある歯なのです。金属の下で虫歯になっているとしたら、外して、削って……と、おおごとになる。
ああ~真実を知るのが怖い。でももしかして、レントゲンを撮ってもなんともなくて、経過観察という話になるかも。
ああ~どうしよう怖い。でも歯がしみる。虫歯なら、早く治した方が良いよね……。
と、意を決して予約を入れ、歯医者に行ってきました。すると……やっぱり虫歯でした。ああ~。
左上の、奥から二番目の歯。一つ手前の歯との隣接面、金属の下に虫歯があったのです。
しかも全体の検査で、もう一つ虫歯が発見されました。ヒエーー。
しばらく通院して治していくことになりそうです。
前向きに
……結局虫歯なら、四月、最初に痛かった段階で歯医者に行けば良かったな。どうしていつもぎりぎりまで「気のせい」と無理に思いこもうとしてしまうんだろう~~。
……でもまあ、そんなことを言っても始まらないですね! 治療してもらえる環境にいるだけでも恵まれている。金属を入れ直したら、歯磨きをより頑張って、再発防止に努めよう。
それにこんな風に歯でドタバタしたことも、死後(笑)、振り返ってみたら、「あのときは大変だったけど、まあ、生きていたからこそできた体験で、面白かったといえば面白かったなあ~。今は肉体もないし、しようと思ってもできない体験だからな~」と、ほほえましく思い出せるはず。
と、死後の自分の視点で今を見つめながら、なんとか乗り越えていこうと思います。
(2011/07/25追記:その後、歯医者に行って、予想以上のハードな治療を受けてきました……。泣。)