2014年10月から、「一日の一番始めにりんごヨーグルト」習慣が続いています。
↑一口大に切ったりんごにヨーグルトをかけて食べる。これが、美味しくて、体にも良さそうなので気に入っていたのですが、数ヶ月前に問題が生じました。
母の奥歯の歯根に炎症が起きて、りんごが噛めなくなったのです。
発端はセロリ
発端はセロリでした。
↑月に二回、市内の自然食品店から野菜の宅配をしてもらっている(野菜の種類は選べない)のですが、その中にセロリが入っていたのです。
私はセロリが好きなので、早速スティックにして食べました。それを母にもお裾分けしたのですが……これが良くなかった。
母は、全体的に歯があまり良くありません。中でも右下奥歯は、歯根にヒビが入った状態で、歯科医から「次に歯茎が腫れたら抜歯」と宣告されている状態でした。
ですから、その奥歯で固い物を噛まないように注意して生活していたのですが、うっかり、セロリを噛んでしまったそうなのです。
その衝撃で、歯根に炎症が起き、母の歯茎が大悪化。
固い物が噛めない
歯医者に行って歯肉切開をして膿を出す処置をした母は、その傷が癒えるまでは固い物を本格的に食べられないことになってしまいました(抜歯は、勧められたけれど拒否してなんとか免れたそうです)。
りんごなんてとても無理です。
じゃあどうしよう。……となったときに浮上したのがりんごをすりおろすという案。
すりおろしりんごヨーグルト
「すりおろしりんご」は、歯が無くても食べられそうなフワフワアイテム。
これなら母でもいける!
ということでりんごをすりおろします。↓
そこに、ヨーグルトをかける!!↓
↑すりおろしりんごヨーグルトの完成です!
甘い
この、「すりおろしりんごヨーグルト」を食べてみたところ……。
ん?? 甘い!!
驚きました。普通に切って食べたときより、りんごがずっと甘くなっているのです。
甘みの少ない品種でも、すりおろすと甘くなります。
食べやすくて美味しい~!
切るより楽
それと、すりおろすって、切るより楽です。
切るとなると、一度半分にしてから種を取り除いて……など、工程がいくつか必要ですが、すりおろすのは、皮を剥いたあとは「すりおろす」という一工程のみ。
大根と違って柔らかいので力もさほど必要ないですし、気楽に作れます。
りんご選択の幅が広がる
あと、「すりおろしりんご」にしたことで、りんご選択の幅が広がりました。
「切ったりんごを食べる」のが前提のときは、なるべく歯触りが良く甘くて食べやすいものを……ということで、「ジョナゴールド」が第一候補。
繊維が多い「王林」、固めの「ふじ」などは敬遠品種になってしまっていました。
しかし、「すりおろす」のが前提になれば、どんなにスジスジで固いりんごでもフワフワで食べやすくなる。しかも甘くもなる。
ということで、「王林」や「ふじ」も躊躇(ちゅうちょ)無く買えるようになったのが良かったです。
すりおろしりんご一辺倒
そんなわけで、以来、すりおろしりんごヨーグルト一辺倒の日々を送っています。
現在、母の歯茎の傷もだいぶ良くなり、カットりんごくらいなら食べられるくらいまで回復しましたが、すりおろしを今後も続行していきます!