先日、テレビで「じゃこ天」の存在を知りました。
「じゃこ天」とは、愛媛県の名産品で、揚げかまぼこの一種。小魚を骨と皮ごとすり身にして、平らにして揚げたものです。
保存料無添加のじゃこ天が欲しい
これがもうめちゃくちゃ美味しそうで、食べてみたくてたまらなくなりました。
ただ、練り物系というのは一般的に添加物(保存料のソルビン酸など)が多く使われており、原材料には注意しなければいけません。
無添加のじゃこ天が通販で取り寄せられたらいいなと思って調べてみたら、愛媛県宇和島市の「宇和島屋」さんがまさに理想の無添加じゃこ天を作ってくださっているのを発見! 喜び勇んで注文することにしました。
愛媛から到着
注文した翌日には発送連絡がありました。それからは待ち遠しくて、何度も荷物の追跡をしました。
愛媛を出て、大阪を通過したじゃこ天は、札幌を経由して我が家に到着!
↑いよっ! 待ってましたじゃこ天様! よくぞ愛媛から遠路はるばるお越しくださいました。
保存料無添加
↑ジャジャーン。今回頼んだのは、「じゃこ天」6枚、「身天ぷら」(白じゃこ天)(魚の身だけを練り上げたじゃこ天)4枚。
↑原材料は、魚肉(宇和海産)、砂糖、塩、日本酒、味醂、酵母エキス、菜種油。「保存料無添加」と大きく明記されています。
↑原材料へのこだわりが書かれたちらしが封入されていました。塩はオーガニック岩塩、砂糖も有機栽培のサトウキビ使用のものを使っているそうです。(写真クリックで拡大します。)
↑化学調味料無添加に対するこだわりも熱いです。『ここでもういちど本来の味覚を取り戻し、身体に悪影響を及ぼす物を振り払い本当の食に回帰しなければいけないのではないでしょうか』(ちらし本文より引用)(写真クリックで拡大します。)
まるで自然食品会社バリの熱さです。このような志で商品を作っていただけるのは消費者としては大変ありがたいです。
では早速試食です。フライパンにごま油を小さじ2ほどひいて熱し、じゃこ天を並べたら弱火にし、フタをして4~5分ほど、ふっくらするまで焼きます。(途中何度かひっくり返します)
↑大根おろしにおろし生姜を混ぜて、じゃこ天の上にたっぷりのせたら完成~! 醤油をたらしていただきます!
パクリ、もぐもぐ……。うわ~美味しい~! ほどよいぷりぷりとした歯ごたえに、魚の良い香り。カルシウムたっぷり! という感じです。塩加減もちょうどよく、良いおかずになります。
↑翌日は「身天ぷら」の方を食べました。
こちらには骨や皮が入っていないため中が白いです。普通の「じゃこ天」か、この「身天ぷら」か、どちらが自分の好みかなあ? と思いながら食べてみたのですが、う~ん、甲乙つけがたい! どちらも美味しい!
「身天ぷら」の方が柔らかく、クセがないので、ペロペロッと食べられてしまう、という感じはあるかもしれません。母は、「今、歯があまり良くないから、「身天ぷら」の方がそういう意味では食べやすい」と言っていました。
じゃこ天は愛媛ではよく食べられているものなのだそうで、こんな美味しいものがすぐ身近で売られているなんていいですね~!
購入者さんたちのレビューを見ていると、おでんに入れたり、味噌汁の具(わかめ、豆腐、じゃこ天。青ネギをたっぷりのせる)にしても美味しいそうです。
今回注文した分は大根おろし+おろし生姜で食べきってしまったので、次回注文したときはアレンジバージョンにも挑戦してみたいです!