スーパーで、「平家パイ」なる物を見つけ、思わず買ってしまいました。↓
↑「源氏パイ」は知っているけれど、「平家パイ」もあるなんて!
何が平家なのか
源氏と平家といえば、源平合戦をえがいた「平家物語」。
「平家物語」は教育実習で教材として扱ったものなので思い入れがあります。
一体、どこがどんな風に「平家」なのか? 歯触りが「諸行無常」とか……?
と、興味津々で開封!↓
↑薄いパイ生地です。表面は、砂糖が溶けたような感じでベタベタ。噛んでみると、そのベタベタが歯にくっつく感じで、意外としっかりした食感。
「風の前の塵」のようにサクサクと儚い感じなのかと思っていたのですがそうではありませんでした。
じゃあ、何が平家なんだろう……。このベタベタした粘り気のように、最後まで粘り強く戦ったことを表現しているのかな?
と、自分の中で一応結論づけました。
母は、「中央のレーズンが平家の旗の色(赤)をイメージしてるんじゃない?」と、またひと味違う返答。なるほど、そういう考えもありだな……。
↑ちなみに原材料はこちら。シンプルです。
正解は
その後、この「平家パイ」について調べていたところ、こちらの記事に正解が。
なんでも、お菓子の形は「源氏の放った矢を受ける平らな盾」を表していて、「レーズンは矢を何本も受けた跡」なのだそうで、へえ、そうか、盾か! それは思いつかなかった。
しかしその説明、2012年の時点では商品パッケージに書かれていたようなのですが、私が買った2015年の「平家パイ」からは消えていて、何をもって「平家」なのか、まったくわからなくなってしまっています。
なぜ、「平家パイ」のネーミング説明をパッケージから消してしまったのだろう? 説明があった方が面白いのにな! と思いました。