ワコール裏起毛のパジャマにつけられていた「表面フラッシュに注意」のタグ～引火すると火が瞬時に走る

先日注文したワコールのパジャマが届きました。

早速着てみようと、商品タグを外していたところ……。↓

↑「注意」と大きく書かれたタグに目が留まりました。

「表面フラッシュにご注意ください」

……表面フラッシュ？

引火？

注意書きはさらに続きます。「台所等で火を扱う場合には、表面の毛羽に引火する場合がありますので、十分にご注意ください。」

表面の毛羽に……引火？？

何、そのおどろおどろしい警告は！

タグをひっくり返すと、「表面フラッシュ」についての説明がありました。↓

↑「「表面フラッシュ」とは、生地表面毛羽に着火した火が、毛羽から毛羽へ、非常に速いスピードで、瞬時に火が走る現象です。」

さらに、「表面を起毛した素材で起こりやすく……」とあるのを見て、なぜこの注意書きが取り付けられていたのかわかりました。↓

↑確かに、そのタグがついていたパジャマは裏起毛（布地の裏がフワフワして暖かいもの）なのです。

表は滑らかだが裏がフワフワ

私のパジャマにおいてフワフワしているのは裏だけで、表は普通の滑らかな布地なのですが、たとえば袖口を外側に折る形で腕まくりをしたとき、裏側の起毛素材が露出します。↓

↑表は滑らか。

↑裏はフワフワ。

このフワフワ部分に着火すると「表面フラッシュ」がパジャマの内側に発生するのかな？　と思いました（怖い！）

チャッカマンが注意かも

うちでは電磁調理器を使っているので、とりあえず「表面フラッシュ」の心配はないなと思ったのですが、よく考えてみると、ご先祖様供養時、線香に火を点けるのにチャッカマンを使っています。

チャッカマンはモロに炎です。手元での作業になりますし、気をつけた方が良いなと思いました。

表面フラッシュ……。せっかく気に入ったパジャマを買ってルンルンしているところに「引火に注意」と言われて驚きましたが、そのような危険性があることを知れたのは良かったです。

「表面フラッシュ」が起きないよう、火の扱いには気をつけます！

追記：ワコールの裏起毛パジャマ回収について

ワコールがパジャマを自主回収しているというニュース（日テレnews等）を目にして驚きました。

公式サイトの説明によると、『裏毛裏起毛ボーダー＆スキーヤーパジャマにおいて、弊社の定める品質基準以上に、「表面フラッシュ※」が発生するおそれのあることが判明いたしました。』とのこと。

「ワコールのパジャマ」で「表面フラッシュ」って……エ～～ッ、まさか私が買ったやつが対象になっていたりする？　と思ったのですが、対象商品を確認したところ私が購入したものは含まれていませんでした。

裏起毛のパジャマってフワフワしていて暖かそうで良いと思うのですが、なかなか難しい問題もはらんでいるものですね。

対象商品を購入した皆さんが怪我無いことと、今後のワコールパジャマがより良いものになることを祈ります。（ワコールパジャマは好きなので…）

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