現在飛んでいる飛行機をリアルタイムで追跡できる「フライトレーダー24」で、旭川空港を飛び立った飛行機を追跡していました。↓
(画像出典:フライトレーダー24)↑地図をめいっぱい拡大して、飛行機が上を通過していく町や山、施設の名を見て楽しみます。おそらく一生行く機会もないであろう場所に飛行機とともに訪れた気分になれて面白いです。
猫啼温泉?
そんな中で、一つ、とても気になる温泉を見つけてしまいました。その名も……。↓
(画像出典:フライトレーダー24 画像内円、文字、矢印は筆者)↑猫啼(ねこなき)温泉!!
猫啼温泉なんて、そんな名前の温泉があるの?? にわかには信じがたい!
実在した
昨年、金沢・福井旅行で石川県の山代温泉(あらや滔々庵)に行って以来、温泉地は気になります。
猫啼温泉……実在するのか?? と思って調べてみると、本当にありました。↓
(画像出典:猫啼温泉 式部のやかた 井筒屋)↑こちら、福島県石川郡、猫啼温泉の旅館「井筒屋」さん。
和泉式部の猫が由来
気になる「猫啼温泉」という名前は、平安歌人(女性)の「和泉式部(いずみしきぶ)」にまつわる物語に由来するそう。
なんでも、この地に住んでいた和泉式部が13歳で京に上るとき、飼い猫を置いていったのだとか。主人である和泉式部を探してこの猫が啼き続けたことから、「猫啼温泉」という名がついたのだそうです。(参考:wikipedia猫啼温泉 wikipedia和泉式部)
これを聞いて最初に思ったのは、和泉式部、飼い猫を置いていったのかい! ということ(笑)。まあ、当時は人間が移動するのも一苦労で、猫など連れていく余裕はなかったのだろうと思いますが……。
温泉の湯で猫の病気が治ったらしい
ちなみにこの猫、その後病気にかかったものの、猫啼温泉の湯に浸かっていたら治ったのだそうです!
泉質は「単純弱放射能冷鉱泉」。源泉温度は「8.0℃」と、かなり冷たい。旅館では、沸かして温泉にしているのかな?
「井筒屋」のサイトによると、痔、神経痛、腎臓病に効能があるそうです。
アクセスはだいぶ良くないかな? と思ったのですがそうでもなくて、旅館の最寄り駅(磐城石川:旅館まで車で三分)に、東京駅を12:00に出発したら14:30に到着します。(参考:乗り換え案内)
今後、実際に行くことがあるかはわかりませんが、猫啼温泉の存在を脳の片隅に留めておこうと思います。
こんな面白い発見のできる「フライトレーダー24」にこれからも注目していきます!