本日、2016年12月5日、私が運営する「マクロビオティック羅針盤」が開設8周年を迎えました!!
毎年ご馳走で祝ってきて、今年もせっかくだから何か特別なものを……と考えた結果、前々から「一度は食べてみたい」と思っていた北海道士別市(しべつし)産のサフォークラム(羊肉)を取り寄せることにしました!!↓
↑北海道士別市ラム肉「肩スライス&ももスライス」150gを4パック。
国産ラム肉のジンギスカン
北海道といえばジンギスカンで、うちでも、たまにスーパーで「タレ漬け込みタイプジンギスカン(松尾ジンギスカンの特上ラム)」を買い、焼いて食べたりしてきました。↓
でも、スーパーで売っているジンギスカンって、どうしても肉がニュージーランドやオーストラリア産なんです。
それでも十分に美味しいのですが、国産ラム肉のジンギスカンって臭みがなくてすごく美味しいと聞いたことがあり、前から興味がありました。
けれど、通販で買おうと思ってもやはりかなり値段が高く、そう易々とは手が出ない。
そんな思いを心の片隅に抱えた状態で、やってきたのがサイト開設記念日です。
おっ。これは良い機会だな。8周年のお祝いという大義名分があれば、買う勇気が出るぞ!
というわけで取り寄せてみたのです。
サフォークランド士別
ちなみに今回取り寄せたラム肉の産地である「北海道士別市」(旭川市から北に車で一時間ほど)は、私が小学生時代の六年間を過ごした地でもあります。
市のキャッチフレーズ(?)は「サフォークランド士別」(サフォークとは羊の品種名)。羊の牧場があり、当時から羊産業が盛んでした。
そんなサフォークランドに住んでいる頃は食べる機会の無かったラム肉。興味津々です!
CAS(キャス)凍結
↑チルド(冷凍)便で届きました。こちら、同封の説明書によると「CAS(キャス)」という凍結技術を用いているそうで、肉の細胞を破壊せずに「凍結」させることで解凍時に肉の風味が劣化することを防いでいるそうです。
↑原産地「北海道士別市産」というのが輝いています。まごうことなき国産!!
調理
↑冷蔵庫に半日置いて解凍。
↑熱々に熱したフライパンで2分ほど焼く!(油は引きませんでした)
↑完成!(よ~く炒めた玉ねぎ、ゆでたモヤシを添えました)
歯ごたえ
↑手作りのタレ(参考レシピはこちら)をつけて、いただきま~す。
・醤油…150g
・煮きり酒(一瞬沸騰させてすぐ火からおろした日本酒)…50g
・ミカン果汁…40g(小1個分)
・レモン果汁…10g(1/4個分)
・粗糖…30g
・黒胡椒…少々
・りんごすりおろし…130g(小1個分)
・玉ねぎすりおろし…130g(小1個分)
・生姜すりおろし…30g(ひとかけ分)
●上記材料をすべて合わせてよく混ぜたら完成です。
●酒は、煮きる過程で蒸発して20gは減ってしまうので、最初70gほどを用意します。
●ミカン果汁、レモン果汁は用意するのが大変ですが、これを入れることでジンギスカンらしさがかなり増すのでお勧めです。
口に入れてみると……。
ん? あ、あらっ。なんだかけっこう歯ごたえがあるな!!
これはちょっと予想外。
肉の臭みは確かに無くて、旨味もたっぷりで、美味しい。新鮮な感じがすごくする。
けど、この歯ごたえは……(笑)。
最近歯の調子が思わしくない母は、「差し歯が折れそう」なんて言っているし……(笑)。
固すぎ
いや、なんだこれは? 私が、解凍の過程か焼く過程で何か間違いを犯したのか? 焼きすぎとか??
正直に言って、こんな固いジンギスカンは食べたことがありません。
いつも食べているタレ漬け込み型のジンギスカンは、もっと軟らかい。あれくらいの感じを想像していたのだが……。
そこまで考えてふと思いました。
もしかして、タレに漬け込むということに軟らかさの秘密があるのか??
タレに漬け込んでみる
そこで松尾ジンギスカンのサイトに行って漬けダレに関する説明を読んでみたところ、「中でも肉をおいしく柔らかくしてくれるりんごと玉ねぎ」という記述を発見。
りんごと玉ねぎ? それ、今回手作りしたタレにもすりおろしたのが入ってる。肉を軟らかくする効果があるんだ??
ネットを調べてみると、りんごや玉ねぎにはタンパク質分解酵素が入っていて、それによって肉が軟らかくなるのだとか。
へえ~。そうなんだ。じゃあ、今回のラム肉も、タレに漬け込んでおけば軟らかくなるかも??
漬け込んでみる
↑というわけで、残りのラム肉(2パック分)をタレに漬け込んでみました。
これで1~2日置いて、再挑戦してみます。
りんご&玉ねぎ効果に期待!!
(追記:その後、漬け込んだラム肉を焼いてみました! すごく軟らかく変化していて美味しかったです!↓)