↑今年の夏に届いた一つの荷物。
薄く平たく、少しズシッとした重みがあり、何だろう、最近、何か注文したっけ? 発送連絡も無かったように思うんだけど……と首をかしげつつ差出人を確認したところ……。↓
↑『キャッシュレスで日本応援キャンペーン事務局』。
……ん?
↑『ご当地グルメお取り寄せカタログ1万円コース 品名:カタログギフト』
………………んん???
え゛っ?? 何、これ、何か当たったの??
応募した記憶
「キャッシュレスで日本応援キャンペーン」……。
そういえば、何ヶ月か前に、クレジットカードのサイトで利用履歴を調べていたときに、そんなキャンペーンがあるのを見つけて、せっかくだからと応募したような気もする……。
でもそんな豪華賞品系のキャンペーンには今まで当たった試しがないから、今回ももちろん、当選するとはまったく思っておらず、今の今まで忘れていたんだけれど……。
まさか当たったの?? エエエーー??
カタログギフト
↑包み紙を開くと、「47CLUB×リンベル」と書かれた箱がお目見え。
↑中には、カタログギフト冊子ーーー!!(1万円コース 郷(さと))
「47都道府県の地方新聞社がお薦めする、地元の本当に美味しい物」が合計53品目掲載されており、その中から好きなものを一つ選んで申し込める模様。
……うわああ~~、このクレジットカードを使い始めてから14年は経つけれど、こんなん当たったの初めてや~~~。
サイト開設記念日のご馳走に
さて……。せっかくこんなすごいものが当たったからには、それなりに盛大なお祝いに活用したい。
ならばぜひ!! 今年のサイト開設12周年記念日のご馳走を、このカタログギフトで取り寄せさせてもらおうではないか!!
鰻の蒲焼き
というわけで、母と相談した結果、母の希望で「鰻(うなぎ)の蒲焼き」を取り寄せることに決めました。↓
↑鰻の蒲焼きはいくつか掲載されていましたが、その中から、愛知県にあるうなぎ
鰻料理屋さんの蒲焼きで味に信頼が置けそうだと思えたのと、調理後すぐに急速冷凍している(*1)とのことで、できたての味が食べられそうなところに惹かれました。(参考*1:うな一)
↑こちら。
鰻の蒲焼き(カット)60g×5袋
蒲焼きのたれ50ml
山椒5袋
届いた
↑11月上旬にカタログギフトのサイト上で申し込みを済ませ……。
↑満を持して届いた!! 鰻の蒲焼き!(冷凍便)
もっと大きめの段ボールなんかに入って届くのかと思っていたら、案外、薄くて軽い箱入りです。
↑透明フィルムをはがすと、「うなぎ割烹 一愼」という堂々たる文字が姿を現します。
早速箱を開けてみると……。↓
↑おおーーっ!! キター!! 鰻の蒲焼き!!
無添加の原材料
鰻の蒲焼き
↑まず取り出してみたのはこの鰻の蒲焼き。真空パックの中に、カットされた蒲焼きが入っています。
5袋入りと聞いて、二人で二日に分けて食べられるくらい大ボリュームな印象を持っていたのですが、実際に見てみると、一袋に入っている蒲焼き(60g)が意外と小さく、これは、5袋といえども、二人で一度に食べきるのにちょうど良い量だなと思いました。
↑原材料はこちら。うなぎは愛知県産! 無添加なのが嬉しい。
蒲焼きのたれ
↑続いてはこちらの蒲焼きのたれ。たっぷり50ml入り。
↑こちらも無添加。「鰻の焼骨」が隠し味に使われており、美味しそう!
山椒
↑山椒の小袋(0.2g入り)も5袋ついています。
↑山椒の原材料として記載されていたのはこちら。
解凍→温めの方法四つ
一通り箱の中身を確認したあとは、開設記念日まで、冷凍庫で保管することにしました。
その間に、どのように解凍して食べたら良いのか、添付のしおりを確認します。↓
↑しおりには、「手間がかかるが美味しい」順に、四つの方法が記載されていました。↓
【最も手間がかかるが美味しい方法:グリル焼き】…解凍したうなぎを、よく温めたグリルで、中火で片面2~3分ずつ焼く。
【二番目に手間がかかる方法:フライパン・オーブン】…うなぎを解凍後、皮面を下にしてフライパンに置き酒を少量振り、フタをして中火で2~3分蒸し焼き。(またはオーブンでアルミホイルに包んで、酒を少量振って蒸し焼き)
【三番目に手間がかかる方法:湯煎】…袋のまま湯煎する(解凍後なら熱湯に入れて3~5分、冷凍状態なら5~7分)。
【最も楽な方法:電子レンジ】…解凍後、袋から取り出して皿にのせ、ラップをしてレンジで1~2分温める。
グリル焼きにすることへの不安
この方法のうちどれを採用するかは非常に迷いました。
せっかく、鰻料理店の蒲焼きなのだから、なるべく、お店で出されたそのままを再現できるようなやり方にしたい。
だったら、一愼(お店)が最もお勧めしている「グリル焼き」が良いかなと思うけれど、魚焼きグリルの網に鰻の蒲焼きを直接のせて焼いたことが今まで一度も無い。
鰻の蒲焼きなんて身がやわらかいから、グリルの網にくっついてボロボロになってしまったらどうしよう??
アルミホイルを敷けば良い?
グリルで鰻をホイル焼きした経験はあり、網にアルミホイルを敷けばくっつく心配はないからそうしたら良いかもしれないけれど、アルミニウムの過剰摂取が健康にあまり良くない影響を与える可能性がある(*2)ということを数年前に知って以来、食べる部分をホイルに直にくっつけて焼くようなやり方には抵抗を覚えるようになってしまった。(参考*2:アルミニウムの安全性について)
どうするか迷う
じゃあフライパンで蒸し焼きにしようかな? ……それも簡単そうで良いけれど、酒を振るってところが気になる。せっかくの、元々の味にちょっとでも何かを加えるというところが。
じゃあ、簡単に湯煎だけっていうのもいいかも? ……でも、それだと、「焼く」ことで得られる食感や香ばしさが無くて、お店の仕上がりとは差が大きそう……。
グリル焼きにする
そうして、同じところをぐるぐると堂々巡りして、う~~~んと考え込んだ私は、最終的に決めました。
やっぱりグリル焼きにしよう。
焼き網にうなぎの身がくっつくかもしれないけれど、そうなったらそうなったでもう、仕方ない。
くっつかないかもしれない。やってみないとわからない。虎穴に入らずんば虎児を得ずじゃ。
ベストを尽くして失敗したなら悔いはない~~!!
解凍→湯煎
そしてやってきた開設記念日当日!!
朝、起きてから、冷凍庫に保管していたうなぎを冷蔵庫に移し、四時間ほどそのまま置いて解凍。
↑その後、熱湯に袋ごと入れて、3分半湯煎。
↑5袋すべて、ほかほかにゆであがりました。
↑湯煎の終わった蒲焼きを、一袋開封して皿に出してみました。
入っていたのは、大小合わせて2きれの蒲焼き。濃いタレの、とても良い匂いがします!
グリル焼き
↑焼き網に、鰻の蒲焼きを、皮を上にして一人前(2.5袋)分のせたら、あらかじめ強火で7分ほど温めておいたグリルに入れ、中火で2分~3分焼きます。
皮目を焼き終えたら、今度は身を焼くためにフライ返しで鰻をひっくり返すわけですが、ここが、今回の正念場。
網に身がくっついていたらどうしよう……と思いつつ、おそるおそるフライ返しを鰻と網の境目に差し込んでみたら、意外と、何の抵抗もなくスッと入る。
あれっ。身、全然くっついてないやん!
↑鰻の身の表面が思ったよりもしっかりしていて、ボロボロ崩れることもなく、無事にすべてひっくり返すことができました。
あー、なんだ、良かった~。
身側も、中火のグリルで2~3分焼いたら完成です!!
完成
↑炊きたてのご飯(「つや姫」の五分づき米にもち米を2割混ぜたもの)も準備した!
↑中どんぶりに、一人前につき150gよそう!
↑グリル焼きした鰻の蒲焼きをのせたら完成!! ウワーーー鰻丼だーーー!!
食べてみる
↑箸を入れてみると、とてもやわらか! 皮も、箸先で簡単に切り分けることができます。
↑ご飯とともに! いただきます!
食べてみると……ホホーー!! これは美味しい!!
脂っこくなく、ふっくらして、臭みが無い蒲焼きです!
関東風蒸し焼き
この、一愼の鰻蒲焼きは、鰻を「白焼きした後、関東風に蒸し焼き」(*3)しているそうで、そのおかげで、ふっくらやわらか、脂っこくない仕上がりになっているんですね。(引用*3:うな一)
そして旨みのあるサラリとした濃厚タレがしっかりと鰻に染みていて、ものすごくご飯が進む!!
やっぱりグリル焼きにして正解だったわ~。表面のタレが良い感じにフツフツ香ばしく煮詰まっていて、本格派な味わいになっている。
山椒をかけて
そのまま食べても美味しいのですが、せっかくなので、山椒もかけて味わってみることにしました。↓
↑山椒の小袋が添付されていましたが、うちに和歌山県産の乾燥山椒粒があったので、それをスパイスミルで挽いてかけます。
↑こちらももちろん! 美味しい~~!
爽やかな山椒の香りが、濃いタレの風味を引き立ててくれます!
苦手感を克服
こうして、たっぷり鰻の鰻丼を、存分に満喫しました。
(ご飯が進みすぎるので、途中でご飯を何度か盛り足しました。)
実は、今回の鰻丼を食べる数ヶ月前に、別の鰻丼を食べる機会があり、それが個人的にあまり私の好みではなく(味つけが上品で(薄く)、少し脂っこく、皮が固かった)、鰻の蒲焼きというものに若干の苦手感を抱くようになってしまっていたのですが、それが、今回で払拭されました!!
「鰻丼=美味しいもの」だと、自分の中で上書き修正できました。
そんな鰻体験をさせてくれた「 一愼のうなぎ蒲焼」に感謝!
おかげで、良いサイト開設記念日になりました。
サイト開設12周年
さて! こうして無事迎えられたサイト開設12周年。
長く応援してくださっている方も、今日たまたま見てくださった方も、ありがとうございます。
書きたいことがまだまだたくさんあり、少しずつでも形にしていきたいと思っているので、また遊びにきていただけたら嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします!