ここ数年、外気温が-20℃近くなるような極寒期の入浴時に地味に困っていることがありました。
それは、風呂を追い炊きしたとき、お湯の上方は温かくても、下方が冷たいこと。↓
↑こんな感じ。水道管が凍結するような時期は、浴槽に張ったお湯が、翌日までにかなりの冷水になってしまうんですよね。
それを追い炊きすると、お湯の上方と下方で温度に差が出る。
このお湯に入ってから手でかき混ぜると、全体がとてもぬるくなります。
寒い
ぬるくなった湯温を機械が感知してさらなる追い炊きをしてくれるまで時間がかかり、その間、湯船に浸かっていても体が温まりません。
でも、お湯全体が温かくなるまで待っているのもまどろっこしいので、体が温まらないうちに浴槽から出て頭を洗ったりし始めるのですが、そうすると寒い。
洗髪を終えて再び湯船に入る頃にはお湯も熱くなっているのですが、やっぱり、お風呂って、最初にお湯に浸かったときにほどよく熱いというのが気持ち良いと思うんですよね。
最初がぬるいというの……どうにかならないか??
事前にかき混ぜたい
この状況を解消するには、風呂に入る30分ほど前に、追い炊き完了時点でお湯をあらかじめかき混ぜておくのがベストだと思いました。
しかし問題はどうやってかき混ぜるか。
冬で、上下とも厚着しすぎて着ぶくれているので、腕まくりもできないし、ズボンを膝までめくることもできない。
かき混ぜるのに手も足も使えないのです。
どうしよう。まあ、我慢できないこともないからこのまま様子見かなあ……。
なんて過ごしてきたわけですが、今年、この地味ストレスに別れを告げるべく一念発起。
お湯をかき混ぜる棒(湯かき棒)を購入することにしました!
湯かき棒
湯かき棒って、昔はうちにもあったのですが、現在の家に引っ越すときに親が処分したのか、ここ20年ほどは無いまま暮らしていました。
ああいうのって今でも売られているよね? と思いながらネットショップを見てみると、あったあった!
自分のイメージに近く、レビューが良かったことから選んだのがこちら!↓
↑銀イオン(Ag+)で抗菌加工されているとのこと。
↑日本製(MADE IN JAPAN)で安心できます。
↑棒が二分割されているので組み立てます。連結部はかなり固く、はめるのに力が要りました。バチン! とはまったらもう二度と取れないくらいの雰囲気になりました。
↑完成。高さは、約62センチ。とても軽いです。
使ってみた
翌日、早速!! 冷水を追い炊きした風呂に湯かき棒を使ってみることにしました。↓
↑チャプン、混ぜ混ぜ……。
……おお~ぅ、使いやすい。
本体が軽いおかげで、スイスイとお湯をかき混ぜられます。連結部がぐらつくこともありません。
全体が熱くて良い
追い炊き直後の「温・冷」が上下でパッキリ分かれたお湯の全体をまんべんなく混ぜ、30分後。
足を湯船に入れてみると……。
おおーーっ、下が冷たくない! 全体が熱くて気持ちいい!!
「お湯の事前かき混ぜ作戦」、大成功です。
この日は、温まった体で洗髪することができ、快適でした。
……湯かき棒って、いいですね!!
なくてもまあなんとかなるアイテムだとは思うのですが、いざというとき便利です。
これで冬の風呂にストレスなく入れると思うと嬉しい。
価格も意外とお手頃(1000円くらい)ですし、買って良かったです!