私が眠っている夜中に、父が台所(一階)で夜食を作ることがあります。
そのとき、換気扇を回してくれれば良いのですが、父はたまに換気扇を回し忘れたまま調理をします。
するとその匂いが!! 二階の寝室にまで入ってきて、目が覚めてしまいます。
料理の匂い……私は惣菜臭と呼んでいるのですが、惣菜臭って、寝ている人間にとっては目が覚めるほど強烈で、その後、頭痛が発生して眠れず寝不足になったりもしますし、なんとか解決したいと前から思っていました。
ドアの隙間
もちろん寝室のドアは閉め切ってあります。しかしなぜ台所で発生した惣菜臭が二階の寝室にまで侵入してくるのか?
一つ、大きいのは、二階につながる階段が居間にあり、「台所」→「食堂」→「居間」→「階段」→「二階」と空間がつながっている造りになっていること。
あと、もう一つの原因として考えられるのはドアの隙間!!↓
(画像素材:flaticon)
↑寝室のドアは、きちんと閉めても、上辺にわずかな隙間ができるのです。
この隙間から惣菜臭が侵入してくるんじゃないかと思いました。
モヘアシール
そこで、なんとかドアに目張りのようなものができないかと思って検索してみたところ、見つけて取り寄せたのがこちら。↓
↑幅6mm、長さ2m、毛(モヘア)の高さ4mm。裏に剥離紙がついており、はがすと接着面になります。これをドアの枠に貼れば、隙間がぴったり埋まるという寸法。
↑使用場所の一番目にも「室内開き戸」が挙げられています。
取り付け
↑それでは早速取り付けです! 隙間の大きなドア上辺(図の②)の他、小さな隙間もなるべくなくしたいので左右の辺(図の①、③)にも貼ることにしました。
↑まずは、向かって左の辺(①)から貼っていきます!
慎重に作業し、よし、上手く貼れた! ……と一汗拭ったまでは良かったのですが、ここでトラブル発生。
……ドアが……閉まらない……(笑)。
どうやら、モヘアが厚すぎたようです。そこで作戦変更。
上辺だけに貼る
↑隙間の甚だしい上辺だけに貼ることにしたのです。
↑先ほど左辺に貼ったモヘアシールを一度剥がして、上辺に貼り直し。
今度はちゃんとドアが閉まりました!
最終的に
↑その後、「貼ってもドアの閉まる場所」に部分的に貼り足し、最終的には上の図の赤い部分にすき間モヘアシールを取り付けました。
効果
効果のほどはどうなのか? と思い、試しに寝室の前で一本だけ線香を焚いてみたのですが、寝室内で線香臭はほぼ感じず、なかなか良いんじゃないか? と思いました。
ただ、起きているときの鼻は寝ているときより鈍感だと思いますし、香りの弱い線香(くすの木せんこう)と惣菜臭とでは匂いの種類が違うと思うので、実際のところ、「父が換気扇を回さず調理しても惣菜臭で起こされないレベルになったのか」どうかはまだわかりません。
しかし、今までよりは明らかに隙間が塞がれたわけですから、匂い侵入レベルが弱まったことは確かだと思います。
これで、惣菜臭で起こされることがなくなったら良いなと思います!