ライヴ・イン・ブカレストという1992年にルーマニアでおこなわれたマイケルジャクソンのライブDVDを買いました。
中に"Heal the World"という曲があり、そのサビをマイケルとともに歌おうということになったのですが、母は単語を一つずつ律儀に発音してしまい、うまくメロディーに乗りません。
そこで私が英語の上にふりがなを振りました。たとえば"if you care"だったら「イフューケー」と。
そうしたら、「イフユーじゃなくて"イフュー"? ケアじゃなくて"ケー"?」と母は大笑い。
……そうだよ! 聞こえるままに歌うんだよ!(う~ん、道のりは遠い)
追記:三日後
マイケルジャクソンの"Heal the World"のサビを歌えるよう練習を始め、マイケルの、裏拍を取るような歌い方になかなかなじめない母に、特訓をほどこすこと三日。
ついに、ライヴ・イン・ブカレストのライブ映像に合わせて、母もなんとか歌えるようになりました!
私はこれから、サビ以外の部分も歌えるように練習していこうと思います。
ちなみに母は、マイケルのムーンウォークを見るたびに「すごいすごい」と大喜びです。
追記:仕事帰りの母
母が先ほど帰宅しました。23時を超えています!
帰ってくるなり、「マイケルジャクソンの"Will You Be There"が聞きたいだね。あの神々しい曲」と、DVD「ライヴ・イン・ブカレスト」をプレイヤーにセット。
「ここから先はどうやって設定するんだっけ!」と大騒ぎされたので、わかりやすいところまで操作を進め、あとは母に任せました。
今、和室から居間を覗いてみたところ、母はイヤホンをつけ、納豆を食べながらテレビ画面に釘付けになっています。
追記:七年後
2017年追記:"Heal the World"の特訓をしてから7年……(笑)。
現在、当然のように、母は特訓の内容をすっかり忘れています。(笑)
私だけがサビを覚えている状態です。まあ、こうなることは予測できていたような気もするけど……(笑)。
マイケルジャクソンのライブDVDも2010年以降はまったく見ていません。
でもやっぱりマイケルジャクソンはすごい、と、それは母と今でも話すことがあります。
作詞作曲ができるというのがすごいし(しかも魅力的な曲)、踊りもオリジナル。この人のショーなら見てみたいと思わせる稀有な存在でした。
マイケルジャクソン。生きていれば、今でも絶対トップスターだろうなと思います。ご冥福をお祈りします。