Amazonでの買い物において、昨年、初めて大手(ヤマト運輸等)ではなく「配送業者Amazon」による配達を経験しました。↓
↑この、「初・配送業者Amazon」で「荷物が届いていないのに配達完了ということにされる」というトラブルに見舞われ、怖くなったため、その後は極力、Amazonでの購入は避けるようになりました。
Amazonで買いたいものもある
しかしやっぱり、中には、Amazonで買うのがかなりお得という商品があるんですよね。
そういうとき、非常に迷うのですが、「もしかしたら「配送業者Amazon」ではなくて大手の配送になるかもしれない」「配送業者Amazonかもしれないけれど、トラブルは発生しないかもしれない」という可能性に賭け、おそるおそる、注文したことが数度ありました。
そのすべてが、大手ではなく「配送業者Amazon」による配送にはなってしまったものの、「不在中に配達があったが不在票が入っていなかった」というちょっとしたことが一回発生しただけで、それ以外はなんとか普通に受け取ることができていました。
勝手に置き配
しかし!! やっぱり事件は発生してしまうのです。
それは、食品(粉末状のサプリ)を購入したときのこと。
Amazon以外では公式サイトでしか売っていない商品で、公式で買うと送料が数百円上乗せされてしまうところ、Amazonでは送料無料なので、迷いながらもAmazonで注文してみたのですが……。
結果、「配送業者Amazon」で、勝手に置き配されてしまいました。
出た~~!! これが噂に聞く、勝手に置き配~~!!
物置に置かれた
もちろん、「置き配は利用しない」という設定にしてありました。
けれど、配送当日、直接受け取っていないのに「配送が完了しました」とのメールが届き、嫌な予感がしながらも配送状況を確認したところ、商品の入った紙袋がうちの物置に置いてある写真が添付されており、それをもって配達完了とされたことがわかったのでした。
食品は物置に置いてほしくない
……いやきっと、配送業者Amazonさんも、「置き配にしておく方が受け取る手間もなく便利だろう」という善意でやってくださったのだろうとは思います。
けれど、うちの物置には、草刈り機の燃料とか、父が車の整備に使う有機溶剤系のアイテムが色々あり、かなりガソリン臭くて、息をしたくない空間で、そんな場所にできれば食品は置きたくないんですよね……。
食品がむき出しなわけではなく、ちゃんと包装されてはいるわけですから、揮発した有機溶剤をもろにかぶっているわけではないでしょうが、そこまでの厳重包装ではないので、隙間から忍び込んで、ちょっとは中に侵入してしまっているのでは……。
ガソリン風味の粉末サプリ……何かいやだなあ……。
配送業者Amazonを避けるために
実際に封を開けて商品の匂いを確認すると、特にガソリン臭いということはなく、一応大丈夫かなとは思えたのですが、「物置に勝手に置き配」の可能性があることがわかった以上、今後、少なくとも食品はAmazonで注文したくない!!
でも、今回のサプリのように、Amazonで注文しないと数百円上乗せになってしまう場合、Amazonで頼めないのは残念だな~。
どうにか配送業者Amazon(勝手に置き配)を避けつつ、Amazonで買う方法があれば良いのだが……。
と頭をひねっていたときに、「あっ」とひらめきました。
そうだ、Amazonには確か、コンビニ受け取りというのがあった!!
調べたところ、ローソン、ミニストップ、ファミリーマートで受け取り可能とのこと!
Amazonのコンビニ受け取り
家まで配達していただけるものをわざわざコンビニまで受け取りに行くなんてそんな面倒なこと、今まで検討の選択肢に挙がったことすらなかったのですが、コンビニ受け取りであれば、「勝手に置き配」という事態は絶対に避けられる!!
よお~~し、今度何かAmazonで買いたい物が出てきたときにはコンビニ受け取りに挑戦してみよう!!
受け取るコンビニを登録
というわけで、早速、受け取るのに利用したいコンビニを登録してみます。↓
↑「新しい住所を追加」をクリック。
↑「お近くのAmazon受取スポットを検索」をクリック。
↑自宅から近い受取スポットが複数表示されるので、その中から好きな場所を選び、「アドレス帳に追加」をクリック。
これで、受取場所として、自宅以外にコンビニを選択できるようになりました!!
(今回、私はローソンを登録しました。)
商品受取場所をコンビニにする
そして、ついにその機会はやってきました!
Amazonでマヌカハニーがタイムセールでかなり安く買える!! これは欲しい!
この荷物を、コンビニで受け取ってみるぞーー!
↑商品注文画面の「受取場所を選択」で、①受取スポット(先日登録したコンビニ)を選択し、②「この場所で受取」をクリック。
↑その他の手続きを進め、注文完了!(マヌカハニー以外にもいくつか注文しました。)
メールが届く~2種類の受取方法
その後、
①注文確認メール
↓
②発送連絡メール
↓
③「荷物を本日お届けします」メール
が届き、ここまではいつもの注文と同じだったのですが、違ったのは次の
④「注文商品がコンビニで受取可能になりました」メール。↓
↑そこには、二種類の受け取り方法が書かれていました。
URLから取得したバーコードをレジで見せて受け取る
2つの認証キーでLoppi(ローソン店内にある端末)を使って受け取る
↑これのうち、①に関しては、スマホを持っていればバーコードをスマホ画面に表示させて店員さんに見せれば良いようなのですが、私はスマホを持っていないので、バーコードをプリントアウトして持って行く必要があるようでした。
そこで、まずは②の、認証キーを使う方法を試してみることに。
受け取る期限は一週間(ローソン)
ちなみに、商品には受け取り期限があります。↓
ローソン、ミニストップ: 商品到着のEメールを受信した日を含む7日間
ファミリーマート: 商品到着のEメールを受信した日を含む3日間
(引用:Amazonヘルプ)
↑この期限を過ぎると商品は返送され、全額返金になるとのことで、Amazonは、荷物を受け取りに行けなかった場合の対応がずいぶん優しいんだなと思いました。
急病とか、やむを得ない事情で取りに行けないことはあるかもしれず、そういうときでも自動的に返品&返金の手続きがとっていただけるというのはありがたいです。
(でもそういうことを何度もするとコンビニ受け取りが利用できなくなるとか、そういうペナルティーもあったりするかもしれないと思いました。)
「Loppi+認証キー」の方法に挑戦
↑というわけで! メールに記載されていた二つの認証キーをメモしたものを
↑店に入ってすぐの場所にあった
番号入力に苦戦
↑それでは早速……と画面に向き合います。
「お問い合わせ番号」の入力~場所がわかりにくい
Amazonからのメールには「お問い合わせ番号」(12桁)と「認証番号」(7桁)の二つがあったので、それを入力すれば良いはずなんだが……。
ええと……。
どこを押せば良いんだ??
「お問い合わせ番号」とか「認証番号」という言葉が見当たらないし、Amazon受け取りはこちらとかいう案内もないし。
↑一通り画面内を見渡して、この「各種番号をお持ちの方」ってところで良いのかな……と、ひとまず一番無難そうなところを選択。
↑すると次に出てきたのは「番号検索」という画面。ええっ? 何だよ番号検索って!
お持ちの番号(商品番号、Lコード、予約番号、受付番号、お客様番号、支払いコードなど)を入力してください。
とのことで、「お問い合わせ番号」というキーワードがまた見当たらないけれど、ここで良いのかな……?
不安に思って一つ前のページに戻って他のメニューを選んでみたりしましたが、やっぱりこのページが正しそう。まあとりあえずやってみるか……と「お問い合わせ番号」を入力して次に進みます。
「認証番号」の入力
↑すると目に飛び込んできた「認証番号」の文字!!
やっと探していた言葉が出てきたよ! これならはっきりと「認証番号」を入れれば良いとわかる。
↑「認証番号」を入力した次が確認画面となり、最後に右下の「了解」を押すと……。
引換票ゲット
↑おおっ!! レシートのようなものが出てきた!!
↑「引換票」ゲットーー!!
この「引換票」を持ってレジに行くと商品を受け取れるらしい!!
荷物を受け取る~サインが必要
早速レジに赴き、店員さんに引換票を差し出しながら「Amazonで購入した商品を受け取りに来ました」と申し出ます。
引換票を受け取った店員さんは「お待ち下さい」と奥に下がり、少ししてから段ボールを持って戻ってきました。↓
↑「こちらでお間違いないですか?」「はい、間違いないです」
「ではこちらにフルネームでサインをお願いいたします」
用紙(商品受け取りの確認票)とボールペンを渡されたので、そこに、漢字で氏名を記入しました。フルネームのサインが必要になるとは思っていなかったので、ちょっとびっくり。
「ありがとうございました。ではこちらをどうぞ」「はい。ありがとうございました」
段ボールを受け取り、無事、店をあとにしたのでした!!
コンビニ受け取りの第一印象~大変だった
↑こうして初めてのAmazonコンビニ受け取りを経験してみたわけですが、けっこう大変だなというのが第一印象です。
1.わざわざコンビニまで出向く必要がある
まず、当然のことながら、わざわざコンビニまで行かなければいけないというのが大変ですよね。
2.ロッピーに番号を入力するのが大変
12桁+7桁の数字をLoppi(端末)に入力するのも楽ではありませんでした。画面上の文字も小さく、押しにくいし。ATMみたいに、PCのテンキーのような物理的なボタンで数字を押せたらもっと楽だったかもしれません。
3.署名が必要
荷物を受け取る際にフルネームのサインをしなければいけなかったのも大変でした。シャチハタネーム(簡易ハンコ)をポンで良いならもう少し気楽なのですが。
4.荷物の持ち帰りが大変
これはもうコンビニ受け取りを選んだ時点で仕方ないことではあるのですが、今回のようにやや大きめの段ボールだと、たとえ重くはなくても、それを持って帰るのは大変です。
今回は晴れた中、駐車場に停めてある車まで歩けば良いだけだったのでまだマシでしたが、もし雨が降っていたりしたら、両手が荷物でふさがっている中、傘をどうさせば良いんだろうとか、色々考えてしまいました。
絶対的なメリット
しかし、コンビニ受け取りの絶対的なメリットもあります。
それは、100%、「勝手に置き配」されるのを防げること。
食品を有機溶剤の臭い立ちこめる物置にまた置き去りにされるのだけはどうしても防ぎたいので、それが完全に叶えられるコンビニ受け取りは、幾多のデメリットを超えてでも選ぶ価値があると感じます。
好きな日時に受け取れる気楽さ
また、好きな日時に受け取れるというのもメリットに感じます。
受け取りの期間が定められてはいるものの、その間であれば、いつでも、好きなときに自分から受け取りに行けるのは、自宅受け取りのときにある「いつピンポ~ンって来るかな」という緊張がなくて気楽で良かったです。
フルネームのサインが不要になる受け取り方
ちなみに、後日、別の注文において、上記のようにLoppiに番号を入力して受け取る方法以外にもう一つあるURLから取得したバーコードをレジで見せて受け取るやり方を試してみたところ、なんと、こちらはフルネームの署名を求められませんでした!!
↑Amazonから送られてくるメールに「受取用バーコード」ページへのリンクがあるので、アクセスして、私はスマホを持っていないのでプリンターでプリントアウトして持って行ったのですが、その場合、印字されたバーコードを店員さんが直接ピッと読み取って、普通に商品を買ったときのようにレジから出たレシートを渡されて、それで終了でした。
スマホを持っていない場合は紙代とインク代がかかるのが難点なのですが、署名が必要ないのはすごく楽で良かったです!!
(ただ、やっぱり紙代・インク代がもったいないので、その後はLoppi利用を選ぶことにしました。)
コンビニ受け取りできないもの
しかしながら、何でもコンビニ受け取りできるわけではなく、中にはコンビニ受け取りできない商品もあるので注意が必要です。↓
↑こちらのキッチンクロス(クラフレックス)をコンビニ受け取りで注文しようとしたところ、どうしても受け取り場所にコンビニを指定できず、何で?? と混乱したのですが、調べたところコンビニ受け取りできる荷物には以下の条件があるとのこと。↓
Amazon.co.jpが発送する商品
Amazon定期おトク便ではない
お届け日時指定便を指定していない
30万円以上の商品ではない
3辺合計が80cm、または重量が10kgを超えない
危険物(火気厳禁)を含まない
商品詳細ページに、「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」と表示されている商品ではない
Prime Try Before You Buyのご注文ではない
↑私が注文しようとした商品は、この中の恐らく「3辺合計が80cmを超えない」という規定に当てはまっていなかったのだろうと思います。
追記:線香もダメだった
その後、線香を買おうとしたときも「危険物」という理由でコンビニ受け取りが指定できませんでした。
線香が危険物ってちょっと腑に落ちません。確かに「火気厳禁」とは言えるけれど、ガスや火薬ではなく「火をつければ燃える」程度のことなので、危険度で言えば紙の段ボールと同等に思えるんだけれど……。
まあルールならば仕方ないので良いですが、線香のどこが危険物なんだろうという思いは残ったままです(線香もコンビニ受け取りしたかったよ~)。
自宅配送とコンビニ受け取りを使い分ける
それからもコンビニ受け取りを四度ほど利用して、Loppiの扱いにもだいぶ慣れました。
「配送業者Amazonになってしまったらどうしよう(勝手に置き配されたくない)」という不安なくAmazonで買い物できるようになってホッとしています。
ただ、どうしてもコンビニ受け取りには向いていないような商品もあるんですよね。手で持って移動するのには重たいもの(5㎏以上)とか。
そういう物(食品以外)で、Amazonが他店よりも際立って安い場合、配送業者Amazonになるかもしれないこと、勝手に置き配されるかもしれないことを覚悟で、自宅配送してもらうことにしました。
やはり、重たいものは、自宅まで運んでいただけると助かります。
コンビニ受け取りは画期的
「配送業者Amazon」の登場でだいぶあたふたしましたが、なんとか、自分なりの買い物の方針を立てられて良かったです。
とにかく、コンビニ受け取りという手段は自分の中では画期的でした!
これからもAmazonでの買い物を継続できそうで嬉しいです!