↑「酢納豆」や「もずく酢」にガンガン使っている美濃有機純玄米黒酢が、Amazonで他の店より安く売られていたので先日注文しました。
配送状況を確認~Amazonが配送??
やがて発送連絡が来たので、配送業者と、トラッキングIDを知るために、「注文履歴」から、調べたい注文の「配送状況」を確認します。
たとえば配送業者がヤマト運輸だった場合、トラッキングIDがわかると、クロネコメンバーズに会員登録(無料)してあれば、そこから荷物の受け取り日時を変更できるので便利なのです。
しかし、今回の注文の配送状況を見てみたところ……。↓
↑………………ん?
↑配送業者Amazon?? 何それ、聞いたことない。
試しにトラッキングIDで検索をかけても、何も追跡できません。
配送業者Amazonとは
「配送業者Amazon」って何??
と思って調べたところ、どうやら、ヤマト運輸や佐川急便のような大手ではなく、Amazonから直接委託されている中小の配送業者(*1)のことらしい。
それは、地元の配送業者であることもあるし、個人事業主(貨物軽自動車運送事業の届け出済み)のこともあるとのこと(*2)。
(参考、引用*1*2:物販総合研究所)「Amazonデリバリープロバイダ」(ADP)と呼ばれることもあるそうです。
評判が良くない
そしてこの「配送業者Amazon」、皆さんの声をネット上で見てみると評判があまり良くない(笑)。
「荷物が届かない」とか、「置き配指定していないのに玄関先に勝手に置いていかれた」とか……。
荷物を配達員が客に直接手渡さず、指定された場所(自転車かご、玄関、車庫など)に商品を置くことで配達完了となる配送オプション。(参考:Amazonの置き配について)
それらの悪評を見て、私は非常に不安になりました。
ちょっと安かったからって、Amazonで頼んだのが間違いだったかな。大手の配送業者を使ってくれるとはっきりわかっているお店で頼めば良かったな……。
でももう発送されてしまっているのだから、注文を取り消すこともできない。
トラブルに備える
こうなったら仕方ない。トラブルが起きても対処できるように心の準備をしておこう。
Amazonカスタマーサービスへの連絡先
↑そう思い、まず、荷物不達などの際に問い合わせ窓口となるAmazonカスタマーサービスのURLをメモ。
置き配を利用しない設定
↑「置き配」というものに関しては、私の住んでいる地域はまだ置き配対象エリアに含まれていないため「勝手に荷物を置き去りにされる」という可能性は低いかとも思いましたが、念のため、「置き配指定」から「置き配を利用しない」を選択しておきました。
届け日当日
そして、届け日当日。
「配送業者Amazon」の配達時間は7時~22時まで(*3)で、そのとき受け取れなければ不在票が入れられるとのこと。(参考*3:マイナビニュース)
起きた時点で7時は過ぎていたため、真っ先に玄関ポストに不在票が入っていないか確認しに行きましたが、何もありません。
↑勝手に玄関先に置き去りにされている可能性も想定し、ドアを開けて周囲を広く見回しましたが、荷物らしき物はありません。
……不在票もない。勝手に置き配ということもない。だったらこれから来るんだな。
そう思って、荷物の到着をおとなしく待つことにしました。
届いてないのに配達完了
そして、たまにAmazonの注文履歴から「配送状況の確認」をしながらパソコン仕事をすること数時間。
午後二時近くなってもう一度「配送状況の確認」をして、私は目を疑いました。少し前までは「配達中」となっていたのが……。↓
↑本日お届け済み 荷物をお客様に直接手渡しました。
エ゛ッ…………。
いやいやいや、届いてない届いてない。ずっと家にいたけどチャイムも鳴ってない。
「直接手渡しました」って、誰に手渡したの?? 怖い怖い怖い。
もしかして外に荷物を置いたことをもって「配達完了」としているのかも……と思い、再び玄関前をチェックし、外の物置の中まで見に行きましたが、どこにも荷物はありません。もちろん不在票もない。
カスタマーサービスに連絡
エ゛ッ。何?? 想定通り、いや、想定以上に、こんなに綺麗にトラブルが発生するってこと、ある??
荷物が届いていないのに「荷物配達完了」なんて言われたの、生まれて初めてだ。
どういうことなんだ。今、どこにあるんだ、うちの黒酢~~~。
これはもう、Amazonに連絡するしかないのか。一応心の準備をしておいて良かった……。
↑というわけでAmazonカスタマーサービスを開き、「注文内容について」をクリック。
↑問い合わせたい商品をクリック。
↑「配送について」をクリック。
↑「配送完了となっているが届いていない」をクリック。こんな選択肢があるあたり、よくあるトラブルなんだろうか? と苦笑。
↑「カスタマーサービスへ連絡」をクリック。
電話連絡を希望
↑「今すぐ電話をリクエストする」をクリック。チャットという方法も選べるようでしたが、すぐに問題を解決したかったため電話を選びました。
↑Amazonアカウントに登録してある電話番号に自動的にかかってくるのかと思っていましたがそうではなく、かけてきてほしい電話番号を入力し、「今すぐお電話ください」のボタンをクリックすると、その、入力した番号に電話がかかってくる仕組みです。
電話で相談~誤配の可能性
ボタンをクリックしてすぐに電話に着信があり、出ると、「ただいま担当者におつなぎしています」というような自動音声が流れます。
少し待っていると、Amazonの担当者さんに電話がつながりました。
どの商品の配送にどんな問題が発生しているかは事前に入力してあるため、こちらが改めて説明せずとも把握してくださっており、話が早かったです。
カスタマーサービスの担当者さんによると、今回のケースは誤配の可能性が高いとのことで、すぐに同じ商品を再送してくださるとの申し出がありました。
しかも、もしあとから誤配の連絡等が来て、当初届けられる予定だった荷物が届いた場合でも、再送品を返送する必要はなく、二重に受け取ってくれて構わないとのこと。
配送業者は選べない
それを聞いてホッと一安心。素早くて合理的な対応で、さすがAmazonという感じ。
……けれどまた同じ目に遭うのはイヤなので、その、再送品は大手の配送業者さんに配達していただけないかと申し出てみました。
しかし、Amazonのシステム上、配送業者が決まるのは荷物が発送された後で、あらかじめ配送業者を指定することはできないとの返事。
そうか……それならば仕方ない。
もしかしたら今度は大手配送業者になるかもしれないから、その可能性に懸けて、とにかく無事に荷物が着くことを祈って待とう。
こうして、とりあえず、再送品の到着を待つということで話が落ち着いた……はずだったのですが。
当初注文分の荷物が届いた
代替品の再送手続きが完了してからしばらく
ピンポーンとチャイムが鳴りました。
インターホンで応答すると、「Amazonです」との声。
……え?
ハンコを持ち、慌てて玄関ドアを開けると、Amazonの段ボールを抱えた男性が立っていました。
「あ、これ、お荷物です。ハンコは要りませんので」と私に段ボールを渡し、男性はさっさと立ち去っていきます……。
頭の中を、グルグルと言葉が回ります。あの、この荷物は、一度誤配されたものでしょうか。あの、あの……。
何も言えないままに見送る私を一瞥もせず、男性は、ミニバンを発進させて行ってしまいました。
え……。
エエエ~~~??
真相は謎
↑何? 何なの? どういうことなの?? どうして荷物が届いたの??(混乱)
私は、もう、最初の黒酢はどこかに誤配されたままずっと届かないだろうと思っていました。
だって、「配送業者Amazon」の場合、配送業者の連絡先はどこにも書いていないのです。
ですから、「配送業者Amazon」から誤配されたものを受け取った人は、Amazonのカスタマーサービスに直接連絡(電話番号はこちらのページに記載)するしかないわけですが、そんな面倒なことを進んでしてくれる人は滅多にいないのでは?
そう思っていたのですが、届いたということは、誤配の荷物を受け取った人がAmazonにわざわざ連絡してくれたのか。
それともそもそも誤配されていなくて、配達完了していないうちに配達完了の手続きを配送業者さんがしてしまっただけだったのか??
……真相はわかりませんがとにかく、もう諦めていた黒酢がうちに届いたのでした。
再送品も届く
↑そのうちに再送品も届き、このように、当初注文した分と再送品、二つの荷物がうちに集結する結果となりました。
どうなることかと思いましたが、塞翁が馬……と言えるのかな……。
配送業者Amazonにも少しは慣れた
最初は、「お金だけ払って品物が到着しないまま終わらせられたらどうしよう!」と不安になり、今後も「配送業者Amazon」になる可能性があるなら、Amazonで注文するのはなるべく避けたい!
と恐怖を抱いたのですが、最終的に最初の荷物も無事届けられ、再送品も「配送業者Amazon」だったのですがこちらはトラブルなく配達していただけたことから、少し慣れたというか、「配送業者Amazon」でもなんとかなるかなという感覚にはなりました。
大手と「配送業者Amazon」の違い
ただ、やっぱり、できれば「配送業者Amazon」は避けたいという思いは残り、上記事件後、他店と比較してAmazonが最安値で売られていてAmazonで買う予定だった商品を、少し割高な、けれど配送業者が大手とはっきりしている他店で購入しました。
「大手配送業者」と「配送業者Amazon」の違いは、「高級ホテル」と「格安ビジネスホテル」の違いにどこか似ていて、前者は丁寧で至れり尽くせりなサービスを受けられて、後者はざっくばらんな接客で最低限のサービスのみという感じ。
家に届けていただけるというだけでも便利でありがたいことではあり、そこは感謝なのですが、今までがずっと丁寧(大手配送業者)だったために、突然の無骨さに戸惑ってしまったというのが正直なところです。
Amazonに気軽には頼めなくなったかも
Amazonとしては「配送業者Amazon」に配達を依頼する方が大手に頼むより安いのでしょうから、今後も「配送業者Amazon」になる可能性は高いのかなと思います。
今後、Amazonでしか売っていないようなものはどうしてもAmazonで注文することになると思いますが、それ以外のものは、なるべく他店で購入するのを検討したい気分です。
そもそも荷物がうちに届くのか? 届かないのか? そこが心配になってしまうのはストレスなので……。
Amazonの保証は素晴らしい
しかしながら、Amazonは、商品不着の場合の保証が素晴らしいですね。
届いていないと連絡したらすぐに同じ物を再送手続きしてくれて、しかも、もし二重に届いてもそれを受け取ってもらって構わないとまで事前に言ってくださり、ありがたかったです。
今後、「配送業者Amazon」が、もっと安心して利用できる感じになってくれたらベストだなと思います。そうなることを期待します!
追記:現在は極力コンビニ受け取りにしている
2024年追記:その後もAmazonを利用することがあり、そのたびに「配送業者Amazon」でヒヤヒヤしていましたが、ついに「配送業者Amazon」に勝手に置き配されるという事案が発生し(苦笑)、置き配された場所がガソリン臭い物置だったこと(草刈り機の燃料が置いてあるので)、置き配された荷物が食品だったことから配送業者Amazonがますます怖くなり、それからは極力コンビニ受け取りを指定するようになりました。わざわざコンビニまで行くのは面倒なのですが……。
しかしコンビニ受け取りできない種類の荷物というものもあり(線香など。危険物扱い)、そういうときは「勝手に置き配」されるのを覚悟でコンビニ受け取りではなく自宅まで配送していただいています。