↑いや~美しか! なんだか、つい最近まで雪が残っていたような気がするのですが、いつの間にやら外には生命があふれてきています。
空気には夏の気配すら漂ってきています。
自然
空があって、太陽があって、緑茂る木々があって、草があって花がある。窓から見えるそんな景色がとても嬉しいです。
去年、妹と東京で二人暮らしをしていたときは、マンションの前と後ろをそれぞれ民家と病院に挟まれ、草の一本も見えないような環境だったのです。
窓を開け、必死で上を見ても、背の高い建物に阻まれて空もかけらほどしか見えませんでした。
私にとっては過酷な日々でした。なんとか気を奮い立たせようとしても、大地から引き抜かれてしまった植物のように、どんどん元気がなくなっていきました。
そんなストレスも、病気の重症化に拍車をかけたと思います。(この「病気」について詳しくは『マクロビオティック実践の果てに』参照)
よれよれしながら北海道に帰ってきて、わさわさとした自然に触れたとき、心底ほっとしたのを思い出します。
ああ、再び大地と絆が結ばれた。これで生きていける。……そう思いました。
体調を注意深く見守りながらの、静かな日々。外で弾ける光が、花や草の揺れる姿が、風の匂いが、とても嬉しい。
今、ここにいられることが、とても嬉しい。