今日、神社の社報が郵便受けに届いていました。
例大祭の案内だったのですが、表紙に、はちまきをした男女が御神輿を担ぐ写真が載っていました。
北海道の御神輿といえばトラックの荷台に載せられて町内を巡るのが定番と思っていました。今まで、そういう様子しか見たことがなかったのです。
御神輿をトラックに載せて運ぶなんて情緒がな~い! でも土地が広いから人が担いで回るっていうのも大変なのかな……なんて諦めていました。
ですから、その写真を見て、えっ? と心が沸き立って。
屯田みこし
よく読むと、「屯田みこし」という、地域を開拓した屯田兵によって奉納された御神輿なのだそう。
トラックに載せられ七時間かけて広域を巡る御神輿とは別に、神社の周辺を一時間半、人が担いで回るらしい。
ああそうなんだ、こんなのがあったんだ~! どうして今まで気づかなかったんだろう。と嬉しくなり、記事を何度も読み返しました。
御神輿を担ぐ人が着ている半纏の背中には、「屯田」の太い文字。北の厳しい自然の中、生い茂る木を切り倒して田んぼにしていった屯田兵たちのたくましさが伝わってくるようでした。
それにしても……。「担いでみませんか」と、担ぎ手が募集されていて心惹かれましたが……もうちょっと体力が戻ってからにします(笑)。