今年の一月、「リッツチーズサンド」(クラッカー菓子)の後継である「ルヴァンチーズサンド」を食べました。↓
↑この商品を買ったとき、包装の後ろに、キャンペーンの案内が載っていたんですよね。↓
↑こちら。
なんでも、製造元のヤマザキビスケットは1992年からサッカーJリーグで「YBCルヴァンカップ」(旧名:ヤマザキナビスコカップ)というのを主催しており、それが2017年で25周年を迎えたとのことで、「ルヴァンカップ25周年メモリアルユニフォーム」(Tシャツ)が当たるキャンペーンを実施した模様(2018年2月末日応募締め切り)。
一応応募
これを見たとき、どうしようかなと思いました。
応募して、万が一当たったとしても、こんな男性的なデザインのTシャツは着そうにないし。サイズも合わなそうだし。
でも、せっかく応募券(包装に印刷されているYBCマーク)があるのに、応募しないというのももったいない気がする。
まあ、当たるかどうかなんてわからないんだし、当たったら当たったでそのとき考えよう。
と、とりあえず一口分、応募してみたのです。
何かが届く
そして、そんなキャンペーンに応募したことなどまったく意識にのぼらないまま時が過ぎること約二ヶ月。
私宛に荷物が届きました。↓
↑なんだろう、最近注文したものって何かあったっけ……。と思いながら差出人を見ると……。
↑ん? 「ルヴァン25周年キャンペーン事務局」……ルヴァン??
ルヴァンと聞いて記憶が蘇りました。
えっ。まさか、あのTシャツ、当たったの??
えーーっ!!(笑)
当選
白い段ボールを開けてみると……。↓
↑わあー! 立派な青い箱!!
↑羊皮紙風の高級感ある紙に印刷された「ご当選のお知らせ」が同封されています。
……わーっ。当たっちゃったよ(笑)! ありがたい! ありがたいよ! でも、どうしよう。これ、やっぱり私は着ないなあ……。
オークションで売ろうかな?
これを機会に、今流行りのネットオークションで売ってみようかな? という思いが少し湧きました。
私は今までネットオークションを利用したことが一度もないので、良い経験になるかもしれないと思ったのです。
しかし、ちょっと調べてみたところ、出品するのにも文面を考えないといけないし、梱包やら発送やら、なんだかちょっと大変そう。
高値で売れるものならその苦労もどうってことないかもしれないけれど、このTシャツはそこまで高値で売れることは期待できなそうだし……(苦笑)。
父が着る……かな?
一番良いのは、家族の誰かが有効に着てくれることです。
でも、私は着ないし、母も着ないというし、残るは父ですが、父がいつも着ているTシャツはもっとシンプルで、ちょっとこのルヴァンTシャツは父もあまり好みではないんじゃないかと思いました。
そうして、「売ろうかな、でも面倒くさいな、でも誰も着ないな……」という逡巡を数日繰り返して、肝心のルヴァンTシャツは箱にしまわれたまま本棚の上に置かれ、このままでは埃をかぶっていずれ処分される運命……。
いやいや、それはもったいない。どうにかしよう。
と、意を決して、父にダメ元で「父さん、こういうデザインのTシャツ、あまり好みじゃないでしょう」と言いながら見せてみたのです。
好反応
すると、意外にも父は「ん? そんなことないよ」とルヴァンTシャツに興味を示しました。
「えっ。そう? 着られそう?」
「うん。スポーツジムに行ったときなんかにいくらでも喜んで着るよ」
てっきり「いらない」と言われると思っていたので、「おーっ!」と内心盛り上がりました。
オークションで売る可能性が残っていたので透明な袋に入ったまま開封していませんでしたが、父が着ると決まったら、開封OKだ!
私は初めて、ルヴァンTシャツを袋から取り出して広げてみました。
案外悪くない
Tシャツを広げてみて「あれ?」と思いました。↓
↑なんかこれ、案外悪くない。
意外と「景品感」が無くて、普通に着られそうな感じ。
↑裏には、ルヴァンカップで優勝してきた歴代チームのロゴが描かれています。
↑中央の一番大きなロゴは、2017年優勝の「セレッソ大阪」。
↑ツルツル、テロンとした、しなやかな布地です(ポリエステル100%)。スポーツ時に着用することが想定されているのか、通気性も良さそう。
↑フリーサイズとのことで、試しに私も一度着てみましたが、やはり男性向けのようでサイズが大きく、肩がずれてブカブカな着心地でした。
でも、スポーティーでなかなか可愛く、家着としてならいけるレベルかもしれないと思いました。
有効活用できて良かった
こうして、最終的に父が着ることになったルヴァンTシャツ。
一時はお蔵入りの危機に瀕していたので、無事に生かされて本当に良かったです。
そして、ルヴァンTシャツが当選したことでルヴァンを思い出した私は、「ルヴァンチーズサンド」が久々に食べたくなり、今日行ったスーパーで二ヶ月ぶりに購入しました。↓
↑懸賞に当選すると、その会社の製品がちょっと好きになりますよね。
企業はお金をかけて色々なキャンペーンを展開するわけですが、そんな、抽選や発送の手間までかけて、企業には一体何の得があるのだろうと思っていました。
けれど、自分自身を観察すると、当選者をファンとして取り込めて、その後も継続的に商品を買ってもらいやすくなるのですから、企業としてもキャンペーンに投資した分だけの価値はあるかもしれないと感じました。
そんな企業側の思惑にまんまとハマったわと感じながらも、ヤマザキビスケット、今までよりファンになっちゃいました。