販売終了の明治「大人の贅沢カール」、「熟旨炙りカレー味」を駆け込みで買ってみた～お酒のつまみに合う濃厚カレー味

先月（2017年8月）生産分をもって、東日本での販売が終了になった明治「カール」。

「チーズあじ」「うすあじ」に関しては西日本での販売は続けられるわけですが、全国的に販売終了になる「カール」もあります。

それが、「大人の贅沢カール」。

カレー味を食べていない

「大人の贅沢カール」には「濃厚炙りチーズ味」と「熟旨炙りカレー味」の二種類があり、カール販売終了の報を聞いてから、「濃厚炙りチーズ味」は一度買って食べてみました。↓

明治カールが販売終了～別れの記念に「大人の贅沢カール　濃厚炙りチーズ味」を買ってみた

明治のカールが2017年8月生産分をもって関東で販売終了になると報じられました。そこで別れの記念に、前から気になっていた「大人の贅沢カール　濃厚炙りチーズ味」を買ってみることに。

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もう一方の「熟旨炙りカレー味」も気になってはいたのですが、amazonのレビューを読むと良くない評価をしている人が少しおり、なるほど、こちらはちょっとクセがあって好みが分かれるのかな、だったらあえて買う必要もないかな。

……と、スーパーの棚で見かけてもずっとスルーしてきました。

けれど、9月に入り、「完全に生産が終わった」と思ったとき、「……本当に食べておかなくても良いのだろうか？」という思いがわいてきました。

良いレビューに注目

もう一度、「熟旨炙りカレー味」のレビューを読み返します。

以前は、良くないレビューの方に注目しましたが、今回はこの「熟旨炙りカレー味」を気に入っている人のコメントに目が行きます。

すると、「めちゃうまい」など、なんだか美味しそう。

このカールについて書いてあるレビュー記事も読んだりしてみたのですが、気に入る人には本当にツボの味のようで、絶賛の嵐。

……amazonの低評価レビューに影響されてスルーしてきたけれど、「熟旨炙りカレー味」って実は美味しいんじゃない？

チーズにカレーなんて美味しそうだもん。うん、これ、食べたい！　食べてみたい！！

売っているか？

わーっと購入意欲が煽られ、私の心は「熟旨炙りカレー味」でいっぱい。

でも、もう九月。先週の時点ではまだ二種類（濃厚炙りチーズ味、熟旨炙りカレー味）とも売っていたけれど、きっとあれから売れ続けているだろうから、今行っても果たして棚に残っているかどうか……。

あ～、もし売り切れていたらどうしよう。そうなったら諦めるしかないかな。もっと早く、買う決断をしていれば良かったな……。

と、ソワソワしながら買い出し日を待ち、当日。スーパーについてすぐ、私はスナック菓子コーナーに向かいました。

すると……。

あっ。あった！

「濃厚炙りチーズ味」は売り切れていましたが、お目当ての「熟旨炙りカレー味」、だいぶ山が減りながらも、10袋ほどが売れ残っていました！！

購入

ホーッ！！　良かった良かった、セーフだよ！！

来週になったら本格的に売り切れていそうだから、思い残すことのないように買っておこう。

というわけで！！

↑「大人の贅沢カール　熟旨炙りカレー味」を二袋購入！！　ヤッター！　入手できたー！

↑……もう生産されていないのに、「NEW」っていうのが、なんだかもの悲しいよね（泣）。

↑原材料はこちら。

カレーの匂い

↑封を開けると、すごいカレーの匂い！！

少し離れたところにいて、私が何をしているか知らないはずの母が、「カレーの匂いがする」と察知したくらいです。

そしてこの匂い、どこかで嗅いだことがある。

なんだっけ、なんだっけ……。と記憶を探ります。

そして……。あっ、そうだ！！　これ、日清のカップヌードルカレーの匂いにそっくり！！

濃厚カレー味

↑そうだそうだ、カップヌードルカレーだ、と思いながら食べてみると、匂いとまったく同じ感じの味。

カップヌードルカレーにちょっとチーズ風味を加えたような、そんな味わいです。

けっこう美味しい。でも、すんごく味が濃い。

私はわりと濃い味のものが好きな方ですが、そんな私でもかなり濃いと感じるレベル。

酒のつまみ

これは普通のおやつというよりも、お酒のつまみとか、そっち方面の雰囲気だな……。

……と考えて、ハッとしたのです。

もしかして、「大人の贅沢カール」って、「お酒に合うカールっていうことを言いたかったのかな？？」

そういう、酒のつまみ的な食べ方が意識されているスナック菓子ってありますよね。グリコの「クラッツ」とか。

パッケージにはっきりと「お酒に合う濃い旨味」と書いてあり、ビールの写真もあるし。

「大人」の意味

私は、「大人の贅沢カール」と聞いて、「高級な材料を使っている」というような、リッチ・セレブな路線の印象を受けていました。

けれど実際に食べてみたら、これは、高級路線というよりは、お酒のつまみにぴったりの味わいで、明治が言いたかった「大人」の意味って実はそっち方面だったのかな？　なんて思ったりしました。

これは推測に過ぎませんが。もしそうだったとしたら、もうちょっと「お酒に合う」的な文言を入れた方が、そういうものを探している人にウケたのかなあなんて思います。

でも、そういう雰囲気を強めすぎると、今度は逆に普通のスナック菓子を買いたい人が敬遠するかもしれないし、難しいところですね。

けれど、「大人の贅沢カール」がここまで酒のつまみっぽいスナック菓子であることを知らない人、知っていたら買ったであろう人がいるんじゃないかと思うと、なんだかもったいない気がして。

「酒のつまみ的スナック」として戦っていたら、もっと違う道があったんじゃないか？　販売終了ということにはならなかったかもしれない……。

なんて、すべて今更なんですが、色々と考えてしまいました。

最後に「熟旨炙りカレー味」を味わえて良かったです。残り一袋を大事に食べようと思います。