↑私が2007年から愛用している、「ローザモスクエータシャンプー」(アメリカ製)。
成分が自然派だし、何より、天然香料(エッセンシャルオイル由来)でつけられた甘い香りが好きで、気に入って使い続けてきました。
たび重なる成分変更
このシャンプー、元々は石鹸シャンプーで、2007年当時は「仕上がりの良い石鹸シャンプー」として名を馳せていました。
しかしそれが2010年頃に石鹸シャンプーではない、低刺激の界面活性剤を使ったシャンプーに変更。↓
この変更は私の中では大きく、ショックを受けましたが、それでも良いシャンプーであることには変わりないので、使用を続行。
その後も、わりと頻繁に細かな成分がリニューアルされてきましたが、このシャンプーはコロコロと変更があるのが普通なんだと、「ああ、また何か変わったな」程度で、もう驚くこともなく、淡々と使用を継続してきました。
唯一変わらなかったもの
そんな、「成分変更がデフォルト(初期設定)」なローザモスクエータシャンプーですが、初めから今まで唯一変わらなかったものがあります。それが、シャンプーの色。↓
↑2007年からずっと、こういう、赤いジェルっぽい見た目のシャンプーで、この色がいかにも「ローザ(薔薇)」っぽくて良いなと思っていました。
びっくりした
そして、先日。
風呂での洗髪時、いつものように「ローザモスクエータシャンプー」に手を伸ばすと、もう空っぽ。
ああ、もう無いのか。新しいのを開けないとな。
と、買い置きしてあった新しいボトルのフタを開け、泡立てネットの上に出したところ……。↓
↑ん??
出てきたのは、予想とは違う、白濁したジェル。
なんだこれっ。
間違ってコンディショナーを出しちゃった?
慌ててボトルを確認すると、いや、コンディショナーじゃない。ちゃんとシャンプーって書いてある……。↓
↑シャンプーなんだ……。
ってことは、……ええ~っ? ちょっと待って、「赤いジェル」から、「白いクリーム」みたいな見た目のシャンプーに変更になったの??
香りの変更
↑風呂から出て、新旧の両ボトルを見比べてみたところ、よく似てはいるのですが、旧では「Harvest Apple」(りんご)となっていたところが新では「Soft Rose」(バラ)となっていて、これは、香りの変更点だなと思いました。
確かにそれまでは「青リンゴのような匂い」だったのが、今回の新ボトルからは「甘い花の香り」になっていました。
……いや、香りの変更ってのはシャンプーではよくあることだから、それはいいんだよ。
問題は色だよ色。色が変わるってどうなっちゃってんの?
全成分
そこで今度は全成分を比較。↓
↑色の変化につながるような変更点を探したのですが、よくわからず。
「水」が「アロエベラ液汁」に変わったことが最も大きな変化。あとは界面活性剤の種類が変わった程度で、他にそこまでの違いがあるようにも見えませんでした。
う~ん。何か、成分の掛け合わせ的なことで、色が変わったりするんだろうか?
変わりすぎ
↑というわけで、いつもながら唐突なリニューアルで、今度は色まで変わってしまったローザモスクエータシャンプー。
……シャンプー類のリニューアルで、配合されている植物エキスの種類や香りが変わることはよくあり、とろみ加減が変わる(クリーム状だったのがゆるい液体になったりする)こともあると思うのですが、こういう風に、中身の色が変わるっていうのは……なかなか無いことだと思います!!
色って、シャンプーにとっては重要なアイデンティティーだと思うんですよね。それを、何のアナウンスもためらいもなくザックリ変えてくるあたりがアメリカ的だなって……。
荒っぽいというか何というか……(笑)。消費者は黙ってついてこい! って感じなんですかね。
もうどんな成分変更が急に行われても驚かないと思っていたのに、さすがに、色の変更には驚かされました。
今後
……今後、このローザモスクエータシャンプー、どんなリニューアルが繰り返されていくんだろう??
次は何が来るのか、楽しみにすらなってきました。
もう、色でも香りでも何でも変わりやがれ!!(でも、自然派という大前提だけは貫いてね!)
(2023年追記:オーブリー製品がアメリカで製造終了になってしまったとのことで、ローザモスクエータシャンプーの代わりになりそうな無添加シャンプーのリンクを以下に張っておきます。無農薬天然ローズ水配合というところにすごく惹かれます。↓)