↑今年の6月に「無農薬野菜のミレー」の「お試し野菜セット」を注文してみて、その品質の良さを確かめられたので、その後、週一回のペースで、ミレーから野菜を取り寄せるようになりました(定期購入の会員にはならず、単品購入しています)。
(ミレーお試し野菜セットのレビューはこちら。↓)
納豆
↑北海道の送料無料ラインである9000円をぎりぎり超えるように、野菜(ニラ、玉ねぎ、ニンジン等)を中心に、卵や納豆も購入しています。
↑その納豆なのですが、届くのがこちら。「自然の味そのまんま 国産小粒大豆納豆」。
北海道産の特別栽培大豆を使用した納豆で、平成29年の「第22回 全国納豆鑑評会」にて「小粒・極小粒部門 全国農業協同組合連合会長賞」を受賞したという由緒正しき納豆。
↑原材料はこちら。
発酵が進みやすい=臭いがきつくなりやすい?
↑こちらの納豆。とても軟らかく蒸し上げられていて、それまで納豆というとどんなによく噛んでもどこか消化が良くない感じがしていたのが、この納豆は胃に負担がかからず消化できるので、そこがすごく良いなと思っています。
ただ、この、「軟らかく蒸し上げられている」ところがどうも諸刃の剣のようで、「軟らかい」=「水気が多い」=「発酵が進みやすい」ような感じがあり、少しでも常温に置いておくとたちまち臭いがきつくなります。
ですから、段ボールが届いたらなるべく早く冷蔵庫に移すようにしているのですが、先日、北海道の9月だというのに最高気温が30度を超える日があり、その日にうっかり、届いた段ボールをすぐには開封しないまま玄関に放置してしまったところ、中の納豆が、ものの見事にアンモニア臭のかたまりになってしまったのです。
アンモニア臭にむせる
↑賞味期限まではまだ間があるのですが、古い納豆のように、かき混ぜた感じがカッスカス。
それでもまあ、食べられないことはないだろうと思って食べたところ、本当に、昔、理科の実験でアンモニアを発生させたときのことを思い出すような純然たる刺激臭が鼻をついて、これはすごいと思いました。
わりと、食べるのが苦痛なレベル(笑)。
母に至っては、この納豆を食べてむせる始末。
「納豆の臭いでむせたのは初めて……」と涙目で、「もう食べられない。このまま、残りは処分するしかないかもしれない」なんて弱気発言。
いやいや……処分なんて、もったいなさすぎだろう!!
どうやら、納豆の臭い耐性は、母より私の方がありそうなので、母が食べられないなら私が全部食べればいいかな……なんて考えたのですが、そのとき、ふと、ひらめいたのです。
キムチ
そうだ……。納豆キムチって聞いたことない?
納豆とキムチ、混ぜたらけっこう美味しいっていうよね。
キムチってけっこう強烈な味だから、この納豆の風味もうまくカバーしてくれるかもしれない。
そうと決まれば実験あるのみ!!
↑というわけで、冷蔵庫から引っ張り出したのは、三ヶ月前(6月)に購入した「無添加キムチ・頂(いただき)」!!
(「無添加キムチ・頂」のレビュー記事はこちら。↓)
↑食べきれない分を残してあったもので、賞味期限はとっくに過ぎているのですが、さすが漬物だけあって、少し酸味が増している程度で風味にはまったく問題なし。
というわけで、こちらを、激臭納豆に混ぜていくことにしました!
キムチと納豆を混ぜる
納豆…1パック(45g)
キムチ…40g
↑キムチをそのまま納豆と混ぜても良かったのですが、最近、「生のニンニクは抗菌作用が強すぎて胃にあまり良くない」(*1)という話を聞いて少し気になったので、ごま油(分量外)で軽く炒めることにしました。(参考*1:あなたの血液はサラサラですか?)
↑炒めたキムチを納豆と混ぜて……。
↑完成!
臭いがカバーされた
↑これを食べてみたところ……。
ん……んん?
うわ、すごい、あのアンモニア臭がしない。
アンモニア臭が、キムチの味と匂いにカバーされている!! すごい! 食べやすくなってる!! むしろ美味しい!
予想以上の効果に驚きました。
毒をもって毒を制す、ならぬ、臭いをもって臭いを制す、的な。
母も、「これなら食べられる」と、先ほどまでの涙目が嘘のように、納豆を食べ進めて完食していました。
危機脱出
うちでは、普段キムチは常備していないのですが、今回たまたま冷蔵庫にキムチがあって助かりました。
今後は、納豆があそこまでアンモニア臭くなる前に冷蔵庫に移すよう、注意していきたいと思います。
(同じメーカーで「黒大豆の納豆」というのも売られていて、普通の大豆バージョンと比べてそちらはやや高価なのですが、常温放置してもアンモニア臭が発生しにくいので、これからはそちらメインで買っていくことも検討します。)