5月2日に10ヶ月ぶりの外出をしたのに引き続き、今日もお出かけを果たしました!
行き先は神社。鳥居をくぐって、しみじみと胸にあふれるものがありました。やっと来られた……。やっと、初詣に来られた!!
私はここに来たかったのだ。ああ、どんなに来たかったことか。
神社に行けるだけの健康
病気で長く伏せって初めて、「神社に詣でる」というのが、健康があってこそ実現できる奇跡的なことだったのだと気づきました。(この病気の始まりや療養の経緯について詳しくは『マクロビオティック実践の果てに』参照)
何とも思っていなかった。車で何十分もかけて神社まで行くことも、社務所で神札を受けたりすることも。
体調が回復せず、毎年欠かさなかった正月の参拝に行くことが叶わないとわかったとき、私は愕然としました。
初詣に行けないだって? なんてことだ。氏神様の神社に行くのがこんなにハードルの高いことだったとは。ああ、伊勢神宮まで行ったことなど、こうなってみると夢のようだ……。
しかし。五月も終わろうとする、この北海道の新緑の頃。私は再び氏神様に詣でる機会を得たのです。
自分の足で参道を歩き、拝殿までたどり着けたのです。
ああ、なんということだろう。もう二度と来られないかもしれないと悲観さえしたこの場所に。私はまたやって来られたのだ!
ありがとうございます。ありがとうございます。私はただひたすらに感謝を捧げました。
帰りに社務所で古い神札を納め、新しい神札を受けました。
おみくじは引きませんでした。
あんなに大好きだったおみくじなのに、今日は、引く気持ちになりませんでした。
ことさら、おみくじによってメッセージを受ける必要はなかったのです。今日、ここに来られたというその事実が、何よりの恩寵でありメッセージだと思えたからです。
生きている限り、今日の気持ちは忘れたくありません。
追記:二日間の療養ののち復活
神社参拝後、疲れでダウンしましたが、その後丸二日間の静養で無事に復活しました!
一度の外出の疲れを取るのに二日間かかった。この事実は、私にとっては喜ばしいことです。
あんなに長く出歩いたのに、二日で調子が戻ったなんて!
だって、本当に、寝ころんでPSP(携帯ゲーム)をすることしかできない時期もあったのですから。
パソコンの前に30分も座っていられなくて、十分おきに体温を計ってはため息をついていたのですから。
それが! それが!! なんと四時間の外出にも耐えられるようになって、神社にも行けて、カフェにも行けて。
外出自体、先月まで十ヶ月もできないでいたくらいです。出歩けば疲れるに決まっている。数日間ダウンすることなんて、想定内です。
やたらと時間はかかっていますが、私は、自分なりの食養生で、自分を健康体にまで持っていきます。
病を得た当初からそう決意していました。この病気は私が治すと。
自分の医者は自分だという信念の本領発揮です!