三年前、夏に旭川神社に参拝に行ったら、ちょうど
それで、また、この夏詣期間中(8月末日まで)に参拝に行ってみたいねという話に母となったのですが、問題となったのは行く時間!!
理想的な時間帯に行けない
神社を参拝するのに理想的なのは「朝~遅くとも午後三時頃まで」と聞いたことがあり、確かにその時間帯は
しかし!! 現在、私・母
ちょっと頑張れば、私だけなら早めに起床&出発するのは可能なのですが、私を凌ぐ夜型生活を送っている母が急に生活時間を巻き戻すのは難しく、無理して早起きをしてもらったとしても、それが元で体調を崩しては本末転倒です。
明け方(日の出直後)ならどうか
じゃあ、今回は理想時間帯を諦めて、夕方参拝にしようか? という話にもなったのですが、やや遠方でなかなか参拝に行けない中、せっかく詣でるのであれば、やっぱりできれば太陽の光が爽やかな時間帯に訪れたい。
じゃあどうすれば……と考えているうちにふと思いついたのが「日の出直後に参拝する」ということ。
調べたところ、行こうとしていた日の「日の出時刻」はちょうど午前4時半頃で、そのくらいに神社に着くように出発すれば、「帰宅時刻=大体いつもの就寝時刻」となり、無理がない。
……日の出直後って、下手をすると「
というわけで、空が白み始めた午前四時前頃、神社に向けて家を出発しました。
初・明け方参拝
午前四時の道中はものすごく空いていて、人が一人も歩いていないし、車にも一台も遭遇しないレベル。
一日の中でも最も空白の時間帯なのかもしれない……と思いつつ、ちょうど、太陽が東の空に昇り始めた頃、神社に到着!! ↓
↑時間が早すぎて、何か、チェーンが張られているとか、境内に入れないようになっていやしないか心配だったのですが、鳥居の下は相変わらずオープンで、無事に入れそうでホッとしました。
とはいえ、神社はまだ夜モードで、提灯の明かりが灯っています。
清々しい
手水舎も稼働中で、手と口の洗浄を済ませて本殿へ向かいます。(手水舎が動いていない可能性も考え、一応、水道水入りのペットボトルを持参していましたが、使わず済みました)
人の気配がない。胸一杯に深呼吸したくなるような、気持ちの良い深緑の香りが立ちこめて、鳥のさえずりが高い空に軽やかに響いて、とても清々しい。
神社の空気をじっくり堪能するのに、明け方というのも良いものだな……と思いながら参道を進みます。
本殿の扉が閉まっていた(笑)
しかし、本殿まで来て苦笑。木の扉が閉まっていて、奥の鏡などが見えないのです。
そうかあ、まだ神職さんも寝ていらっしゃる時間だよなあ。
扉が閉まっていようが、二礼二拍手一礼で参拝したことにはなるのだろう。自宅の神棚にだって、扉を閉めた状態で参拝するのだし。
けれど、本殿の扉は開いているのに慣れていてちょっと残念だったので、苦し紛れに、扉についていたお賽銭を入れるための10㎝四方ほどの小窓を開け、その状態で参拝をしました。
風鈴
↑参拝後は、境内に飾られた夏詣の風鈴を見学。
前回(三年前)はけっこうな強風が吹いていて「リンリンリンリン」すごかったのですが、この日は無風で、たくさん吊られた風鈴が全停止(笑)。「リン」とも鳴りません。
けれど静かな朝の空気の中で、提灯の明かりを背に青く
明け方参拝、メリットとデメリット
そして神社を後にし、帰宅して、予定通りすぐ就寝。
超夜型生活にも関わらず、生活リズムをそのままに、朝の早い(早すぎる)時間帯に参拝をすることができて良かったです。
明け方参拝の良さは、人がまったくいないところですね。後ろに人がいることなどを気にせず、心ゆくまで神前にて感謝を捧げることができるのは贅沢なことです。
残念なのは、本殿の扉が閉まっていることですね(笑)。
理想的なのは、神職さんが起きて本殿の扉も開いた頃に参拝することだろうなと思いました。
(調べたところ、旭川神社の扉が開くのは午前7時とのこと。伊勢神宮は午前5時開門だったので旭川神社も6時くらいには開扉されるかと思っていたのですが、意外と遅いんですね。)
明け方参拝、母は気に入ったようだ
しかしながら明け方参拝、母はいたく気に入ったようで、次にまた参拝に行くとしたら明け方が良いと張り切っています。道が空いていたことも良かったようです。
ただ、日の出時刻は夏場(5月~8月)が一番早くて、秋・冬に向けてどんどん遅くなっていきます。
神社から帰ってきてすぐ寝るということを考えると、日の出直後の参拝ができるのは夏だけということになり(他の季節だと帰宅時間が遅くなりすぎる)、今年はもう明け方参拝はできないかもしれないですが、また良い機会が巡ってくれば、再びの明け方(日の出直後)参拝を決行してみたいです。