元日に、初詣に行ってきました(旭川神社)! 一月一日に初詣に行くのは生まれて初めてです!
張り切って家を出たものの、到着して愕然。な……何この行列!
それまでは毎年、どんど焼き(一月十日あたり)のときに神社に行くのを初詣としていました。そのときは、駐車場は車でいっぱいですが、参拝客はさほど多くありません。ですから、元日の混み具合もその程度だろうと軽く考えていました。
ですがさすが元日は全然違うのですね。こんな行列に並んでまで参拝するなんて……無理! 寒いし! 神札だけ受けて帰る!
……と、三秒ほどは本気で思ったのですが、列についてすぐ後ろに人が新たに並び始め、どうしようどうしようと考えている間にもじりじりと列は進んでいき、そのままなんとなく諦めて列の一員となりました。
冬の北海道にしては暖かい氷点下1℃だったのがせめてもの救いなのですが、やっぱり、何十分も棒立ちでいられる気温ではありません。小刻みに足踏みし続けてなんとか体温を保つ努力をしました。
じりじり、じりじりと、まるでディズニーランドのアトラクションに並んでいるような進み方をする列に辛抱強くついていること三十分。ようやく本殿前に到着しました。
普段は閉められている引き戸が開け放たれ、奥に、丸く大きな鏡が見えます。後ろに人が大勢いるので時間はかけられませんでしたが、その鏡に向かい、精一杯の感謝を捧げてきました。
ものすごく大変な初詣でした(冷えと疲れで、帰宅してから二時間ほどソファーで寝込みました……)が、去年は病気が重く、初詣どころか一歩外に出ることすら叶わなかったのを思えば、元日という特別な日に神社に行けたというだけでもありがたいです。
年頭に、大仕事をなしとげたという達成感でいっぱいです。ふう。(本殿からの帰り道、参道脇に用意されていた焚き火でかじかんだ手足を温めたのが良い思い出。パチパチと爆ぜる火の粉が今も目に浮かびます。)