↑体調の維持・改善のために、評判の良いサプリや食品等は色々と試すようにしているのですが、その中でも、ここ数年来で一番のヒットと言えるのが梅肉エキスです!!
梅肉エキスとは
梅肉エキスとは、青梅の果汁を長時間煮詰めて濃縮させた粘度のある液体で、見た目は黒ごまペースト並に真っ黒。↓
↑こんな感じ。
江戸時代から赤痢やチフスの薬として使われてきた日本発祥の伝統的な健康食品(*1)で、私も小学生時代、風邪をひくと必ず母がこの梅肉エキスと蜂蜜を混ぜたものを作ってくれて、それをなめて過ごしていました。(参考*1:wikipedia)
中学校に上がる頃には自然と梅肉エキスも食べなくなり、それきりになっていたのですが、最近、ネット上で梅肉エキスが話題になっているのを目にし、ああ、梅肉エキス、懐かしい!! と、再び試してみることにしたのです。
ビオマルシェの有機梅エキス
まず、一番最初に取り寄せてみたのはこちら!↓
↑ビオマルシェ 有機梅エキス(65g 2932円)(有機JAS認定品)
↑原材料はこちら。国産(奈良県、三重県)の有機栽培梅100%です。
食塩は不使用
↑梅肉エキスは梅干しと違い、塩は使っていないので、塩分を気になさっている方でも安心して食べられます(100gあたりの食塩相当量は0.01g)。
内蓋が開かない
↑フタを開けると、内蓋が。
その内蓋を爪でこじ開けるように外そうとしたのですが、これが……なかなか開かない。
ずいぶん固く、ギッチリとハマってるんだな。
内蓋が開かなかった原因判明
↑ようやく少し持ち上がって「オッ、開いた」とホッとしたそのとき、内蓋がなかなか開かなかった原因が判明しました。
↑ガッチガチに固い梅肉エキスがこのように内蓋に張り付いて、内蓋を下から引っ張るような形になっていたのです。
↑どれだけ固いかというと、手を離しても梅肉エキスに支えられて内蓋が宙に浮くくらいは固い(笑)。
こんなに固い梅肉エキスをどうやってビンに充填したのか不思議に思えるレベルです。梅肉エキスってここまで固いものだったっけ??
↑そして、伸びる伸びるよどこまでも~。(笑)
(この内蓋は、あると開閉に苦労するので処分しました)
食べてみる
↑大格闘の末、ついに内蓋開封までたどり着きました。
↑商品裏の説明書きに「大豆粒くらいをお湯で溶いてお飲みください」とあるので、箸の先に大豆粒程度の梅肉エキスを絡め取ります。
それをそのまま口に含んでみたところ……。
オッ!!!
酸っっっっっぱ!!!
蜂蜜と混ぜない、梅肉エキスそのものというのを初めて食べてみたわけですが、これはもんのすごく酸っぱいですね。ビックリしました。
顔は自然とゆがむし、それまで心の中にあった悩み事なども、酸っぱさのあまり吹き飛ぶくらいです(笑)。
酸っぱさに慣れる
しかし、こういうのって、春ウコン粉末のときもそうだったのですが、慣れるんですよね。
一日に一度、大豆粒大の梅肉エキスをなめるようにして、最初の一週間は毎回顔がゆがんでいましたが、そのうちに平気な顔で食べられるようになりました。
箸が折れる
↑ちなみに、いつも箸一本を梅肉エキスの中に突き刺し、少しかき混ぜるように動かして絡め取っていたのですが、ある日、その動作をしたら、梅肉エキスの固さに箸が負けて箸先が折れました(泣)(笑)。
↑ビオマルシェの梅肉エキスを箸で取る場合は、差し込んだら、なるべく動かさずにまっすぐ上に引き上げるようにするのが良さそうです。
二週間で体がスッキリ!
そんなトラブルを経つつも、梅肉エキスを一日に1gずつ食べ始めてから二週間ほど経った頃、体調に変化が現れていることに気づきました。
なんだか体がスッキリしている。体が軽い。
睡眠時間がやや短めの日が続いても体が楽。
それまでも、体調が悪いということはなく、普通にまあまあ調子良く暮らせていたのですが、その健康の上限が一段階引き上げられた感じ。
母は、梅肉エキスを摂るようになってから寝付きが良くなったと言います。
オオオオ~~!! なんだかいいじゃん、梅肉エキス!! 摂って、ここまではっきりと体調が良くなるサプリは珍しいぞ!!
何? 梅肉エキスって何者なの??
ムメフラールで血流改善
と、体調が目に見えて良くなったことで興味を持って調べてみたところ、梅肉エキスにはムメフラールという有効成分が含まれていることがわかりました。
これは、青梅の果汁を加熱して煮詰める過程で生成される梅肉エキスに特有の成分で、梅干しや梅酒、生の梅には含まれていません。
このムメフラールには血小板凝集抑制作用があり、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓の形成を防ぎます。
また、血液流動性を著しく改善し、赤血球が毛細血管内を通過しやすくする作用を持ちます。
(参考:wikipedia,サプリメント小事典)血流改善=体調向上
梅肉エキスを摂ると血流が良くなると聞いて、体調が向上した理由がわかった気がしてなるほどと深くうなずきたい気持ちになりました。
私は、三十代に入った頃から、体を締め付けるものを身につける(=血流が滞る)と疲れやすく頭痛がするようになって、きつい生理用ショーツを穿くのをやめたり、締め付けのないブラジャーを身につけるようにしたり、とにかく血流を阻害しないように気を配ってきました。
血の流れが良いと体の不調が出にくいことは身をもって感じてきたことで、今回、期せずして血流促進食品を摂ったことで体が軽くなったのはさもありなん!! という感じです。
2個目:梅丹本舗の梅肉エキス
梅肉エキス、イイ! 継続決定!!
こうなったら色々試してみたいと思い、二つ目として取り寄せてみたのがこちら。↓
↑梅丹(めいたん)本舗 古式梅肉エキス!!(90g 3473円)
これ!! これなんですよ、私が小学生のときに食べていた梅肉エキスは!! 懐かしい~~!!
↑原材料はこちら。国産(和歌山県産)の梅100%です。
↑箱から出してみました。
↑フタを開けると、オッ!! この梅肉エキスにも中蓋が。
↑この中蓋も取るのに苦労するのかな……と思いつつ持ち手を引っ張ってみたら、わりと簡単にポコッと外れました。
緩い(軟らかい)
↑箸を沈めてみると、フワッとした感触。オッ!! この梅丹本舗の梅肉エキスは軟らかいな!!
↑トロ~ッとしてる! そうそう、記憶にある梅肉エキスってこのくらいの感じだった!
さらに酸っぱい
さて、この梅肉エキスはどんな味か……と興味津々で食べてみると、ウワッ! なんだこれ、酸っっっっっっぱ!!
「ビオマルシェの梅肉エキス」を一ヶ月ほど食べ続けてきたあとで、その酸っぱさにも完全に慣れていたつもりだったのですが、「梅丹本舗の梅肉エキス」は、ビオマルシェのものよりさらに酸っぱいです!! 少し渋みもあるような感じ。
でも、箸に絡め取りやすくて食べやすい。味にもやがて慣れました。
二ヶ月で生理時の体調改善!
そして、梅肉エキスを摂り始めてから二ヶ月が経過した頃。
その月の生理がやってきて、体調を見ていたのですが、何やら、いつもより調子が良い。
私は、生理時の体調低下を防ぐために今までも色々と工夫してきて、一番ひどかった頃よりはだいぶ楽に過ごせるようになりました。↓
しかし、どうしても、生理時特有の疲れやだるさのようなものをゼロにすることはできず、生理期間中に一日くらいはドッと疲れる感じがありました。
その、ドッと来るはずの疲れが小さい。
ここから来るかな、来るかな~~? と身構えていましたが、結局、最後まで、わりと良い感じの体調を保つことができました。
生理時の体調として、ここ数年で一番調子が良かったと言えます!
これも、血流を良くする、梅肉エキスのムメフラール効果なのでは??
来月以降も様子を見る必要はあるけれど、梅肉エキス、良い感じだ~~!!
生理周期も整った!
そして、生理周期も急に整いました!!
私は、元々は30日程度の正確な生理周期だったのが、30代後半に入った頃から延びてきて、ここ1年ほどは40日とか、それ以上とかになってきていました。
それが、梅肉エキスを食べ始めたら急に28日周期で生理が来たのでビックリしました!
やっぱり、体内の血液関係が正される感じがします。
3個目:コプリナ 紀州産梅肉エキス
続いて取り寄せてみたのがこちら!↓
↑コプリナ 紀州産梅肉エキス(50g 1980円)
↑原材料はこちら。和歌山産の梅100%です。
↑フタを開けてみると、なんと、初の中蓋なし。今までで一番少量(50g)だからですかね?
サラサラ
↑箸ですくってみると、梅丹梅肉エキスよりもさらに粘度が低く、サラサラしています。何かに溶かして飲みたい人には向いているかもしれない。
酸っぱさは和らぐ
食べてみると、うん、これも酸っっっっぱい!!(笑)
けれど前回の「梅丹梅肉エキス」に比べると、少しだけ酸味は和らいでいます。
梅ジュースに通じるような、爽やかな梅の香りがします。そして、グレープフルーツに感じるような苦みが少しあります。
三種の梅肉エキスの比較
以上、これまで三種の梅肉エキスを試してきたのですが、その違いを表にすると以下のようになります。↓
(※1gあたりの値段は、私が購入したときの価格で計算しています)
美味しいのはビオマルシェ
三つの中で最も美味しいと感じたのはビオマルシェ 有機梅エキスです。
酸っぱさがありながらも、奥深い甘みと旨みを感じました。さすが有機栽培の梅使用で、1gあたりの値段も一番高価なだけあるといったところ。
その他の二つはわりと似た味わいで、酸味が前面に出ています。
ただ、細かな味の違いとしては、前述したように、
梅丹本舗の古式梅肉エキス…突き抜けるような酸っぱさでやや渋みを感じる。
コプリナ 紀州産梅肉エキス…かなり酸っぱいが梅丹本舗よりは少しマシ。梅らしい良い香りがする。やや苦みがある。
ということが挙げられます。
効果は同じ
そして、私としては、どの梅肉エキスが一番体調改善に良いのかというのに興味があったのですが、現時点では、同じ量を摂った場合、三種ともに同等の梅肉エキス的健康効果がある感じがしています。
箸に絡めやすいのは梅丹
私はいつも、1本の塗り箸に梅肉エキスを絡め取ってなめているのですが、そうするのに一番適している粘度なのは梅丹本舗の古式梅肉エキスです。
「ビオマルシェ 有機梅エキス」は固すぎるし、「コプリナ 紀州産梅肉エキス」は緩くて箸に留めるのが難しいです。
2022年追記:現在は梅肉エキスをオブラートにくるんで食べています(詳しい方法解説はこちら)。
舌が黒くならず、粘膜への刺激もないのでお勧めです。
ビンの口の内径が大きいのは梅丹とコプリナ
私は箸で取るので良いのですが、スプーンですくいたい場合はビンの口の内径に注意しなければなりません。↓
↑このように、三つの中でビオマルシェ 有機梅エキスだけが内径2.5㎝で小さいです。
↑内径が2.5㎝だと、うちにあるティースプーンは途中で突っかかって入りませんでした。
↑内径が3㎝だとティースプーンが入ります。
ですから、スプーンですくうことを前提にするならば、「梅丹本舗」か「コプリナ」が良さそうです。
総合的には、やっぱり有機栽培に惹かれる
以上三種のうち、梅の栽培方法(農薬使用の有無)を無視して考えたときに私が一番「使い勝手が良いな」と思ったのは「梅丹本舗 古式梅肉エキス」です。
箸に絡め取りやすい粘度というのが一番の魅力。味もまあまあだし、コストパフォーマンスも良い。私自身が小学生のときに食べていたということへの信頼感もあります。
ただ、「ビオマルシェ 有機梅エキス」の、梅が有機栽培というのには、やっぱり抗いがたい魅力を感じます。心から安心して食べられるのは良いですよね。
母も、ビオマルシェの有機梅エキスが美味しくて好きとのこと。
ビオマルシェ有機梅エキスを中心に
ということで、今後は、「ビオマルシェ 有機梅エキス」を軸に(固すぎて箸に絡め取りにくい(下手をすると箸が折れる・笑)という注意ポイントを踏まえつつ……)、その他、気になる梅肉エキスをちょこちょこ買って試していきたいです。
梅肉エキスなんて灯台もと暗しな食品が、こんなに体に良い影響を及ぼしてくれて良かったです。
これからも常備サプリとして愛用していこうと思います!
追記:現在は不老梅本舗の300g入り
2022年追記:梅肉エキスはその後も毎日1~2gずつ継続摂取中なのですが、消費ペースが速く、けっこうすぐなくなってしまうので、現在はたっぷり300g入りでお得な不老梅本舗の純梅肉エキスを購入しています。
不老梅本舗の純梅肉エキスは、この記事で紹介した三種の梅肉エキスのさらにあとに試したもので、粘度もちょうど良く、味も無難なので気に入っています。原料も和歌山産の青梅100%で安心です。たっぷり量をお得に召し上がりたい方は参考になさってください。
有機JAS認定で味が良い。ちょっと固い
ほどよい粘度。味もまあまあで無難
ややサラッとしていて香りが良い
お得な大容量300g入り。私が今食べているのはこれ