私は元々そこまで生理時に体調が下がるタイプではなく、生理開始から二日目くらいまでは下腹部の鈍痛があるものの、あとはわりと普通に過ごせていました。
しかしそれがここ一年~二年、特に昨年(2016年)あたりから変わってきたのです。
体調が悪い
生理開始から二日目までは同じ。しかしそれ以降(三日目から)、すごく疲れやすくなったのです。
だるくて、夕方に仮眠を取らなければいけず、毎日の習慣の「ウォーキングマシン15分歩行」も当然お休み。
おかしいなあ、前(2014年)は、生理開始から二日間くらいはお休みしたこともあったけれど、それ以外の日は歩けたんだけどなあ。
これが年齢を重ねるということなんだろうか……と感じていたのですが、変化はそれだけではありません。
一番困ったのが頭痛です。
頭が痛い!!
生理開始から五日目、または十日目以降あたりに、激しい頭痛に襲われるようになったのです。
生理中に頭痛になることは昔からたまにありましたが、その程度は重くはなく、「頭が痛いながらも風呂に入る」くらいの元気はありました。
それが、昨年から、本当にひどい頭痛になった。
まず、ズドーンと体力が落ちる感覚、ひどく疲れたような感覚(親知らず抜歯直後の体調に似ています)があり、その後、頭痛がやってきます。
この頭痛、絶対に起きていることができません。
だから、ベッドで横になりながら闘うことになるのですが、痛くて眠ることもできない。
頭の中でドラム
例えるなら、頭の中でヘヴィメタルのドラマーが、めちゃくちゃにドラムを叩き鳴らしている感じ。
特にシンバル系。ビシャーーン!! みたいな。
「頭の中での演奏は、や、やめてください!!」と言いたくなるような。
頭痛対策
この頭痛に対し、私も手をこまねいていたわけではありません。
フィーバーフュー
なんとか解決しようと、まず、頭痛に効くといわれるフィーバーフュー(ナツシロギク)のサプリを服用してみました。↓
↑しかし、私の生理時頭痛は変わらず。
パインバーク
抗酸化作用のあるピクノジェノール(フランス海岸松樹皮エキス)は2013年から飲み始めて、生理痛が緩和したので、同じ「松樹皮エキス」系サプリのパインバークも追加で飲み始めました。↓
↑こちら、飲んだら、少しだけ頭痛が和らぎました。しかしやっぱり辛い。
ツボ「合谷」(ごうこく)
頭痛に効くというツボ(合谷:ごうこく*1)も押してみました。(参考:*1wikipedia)
↑合谷の場所…『親指と人さし指の骨がまじわったところから、やや人さし指よりのへこみ』(*2)(引用:*2せんねん灸)
「合谷」は、頭痛のさなかに押すと、瞬間的に痛みが弱まるような感じはありました。
しかし、押すのをやめればすぐに痛みがぶり返してしまうので根本的解決にはならず。
頭痛薬
耐えきれず、ついに、私は頭痛薬を飲みました。↓
↑頭痛で薬を飲むなんて生まれて初めてです。どんだけ頭が痛いのか、末期症状だ……と思いました。
生理が怖い
そんなこんなで、「すごく疲れやすくなる→ひどい頭痛」という経緯をたどるようになってしまった生理期間。
体調の記録を取ってみたら、実に1ヶ月の半分、二週間は生理によって体調が冴えない状態になることがわかりました。
ですから、体調の下がる二週間を越えたときはホッとすると同時に、やっと持ち直した体調もまた二週間後には下がってあの頭痛が来るのかと思うと憂鬱で、すっかり生理が怖くなってしまいました。
生理用ショーツがきつい
そうして生理期間中の体調低下に困り始めたのとほぼ同じ頃から、新たに発生した違和感がありました。
それは、生理用ショーツ(サニタリーショーツ)がきついということ。
↑私は大学生の頃からこのような生理用ショーツを穿いてきました。
生理用ショーツはピッタリとしているのでナプキンがずれにくく、下着を汚す確率が減って安心して過ごせるので、初めて身に付けたときは「これはいい!」と思ったものです。
そしてそれを、何の疑問も持たずに生理期間中は着用してきたのですが、なんだかここ数ヶ月、そのきつさが不愉快になってきていました。
特に寝ているとき、脚を曲げると股(もも)の付け根がきつい。
大学時代からついこの間まで「きつい」とも感じず穿いていたのに、なんだか急に我慢できなくなるものだなあ。
生理用ショーツの厳選
そう思い、まず実行したのは穿く生理用ショーツの厳選。
持っているものの中でも、なるべくゆるい(くたびれた)ものを穿くようにしました。
着用日数を減らす
それでも違和感があったので、次に着用日数を減らすことを実行。
それまではナプキンをつけている間ずっと生理用ショーツを穿いていましたが、経血が減る四日目以降からは普通のショーツに切り替えました。
生理用ショーツをやめた
しかし、その「生理用ショーツを穿いている四日間」に耐えきれなくなり、先月(2017年4月)、ついに初日から生理用ショーツを穿かないことにしたのです。
すると、やっぱり、寝るときにとても楽。
意外とナプキンがズレることもなく、気をつければ案外普通のショーツでも大丈夫なんだなあと感心していたのですが、それと同時に、「あれ?」と思う変化も感じました。
なんだか……体調が良いのだが??
体調が良い!
生理開始三日目以降から始まるはずの「疲れやすさ、だるさ」。
これが発生しない!!
疲れやすくなってない! 元気だ! ウォーキングマシン運動もできる!!
夕方に寝なくても暮らせる!
そしてあの頭痛……。
発生するとしたら、今までのパターンからいくと、五日目から十日目、それ以降あたりが怪しいのだが……。
来ない。来ないぞ……頭痛が来ない!!
頭痛が来なかった
体調は良い。けれど頭痛だけは来るかもしれないと思って静かに待ちかまえていたのですが、十三日目を越えても頭痛は発生しなかったのです!!
ワーーーー!!
個人的に世紀の大発見なのだが???
生理期間中の体調不良、頭痛の原因は生理用ショーツだったんかーーーい!!
締め付けが良くなかったらしい
生理用ショーツの締め付けが良くなかったんですね。
よく、下着の締め付けは良くないという話は聞きますが、あまり深く考えたことはありませんでした。
しかしこのようなことを自分で体験すると、本当に、下着の締め付けって怖いんだなと感じます。
でも、ものすごく若い頃は、生理用ショーツで締め付けられても、そこまで体調は低下しなかったわけですよね。体が頑張ってくれていたというか。
気づけなかったけれど、体に無理をさせていたんですね。
年齢を重ねるほど、体をいたわる視点が大事になってきますね。
嬉しい
それにしても、生理用ショーツをやめたおかげで体調良好日数が延びたのはすごく嬉しいです!
ここ一年は、生理が来たら、その生理に体調が無理矢理引き下げられる感覚がありました。
おもりをつけた鎖に縛られるように。
だから、生理が来る前に、やるべきことは済ませておかなきゃ! と焦って暮らしていました。
それが、生理期間中も、鈍痛がある日以外はそれまでとほぼ変わらず動けるんですから、成せることの量が変わってきますよ!!
来月以降も「生理用ショーツ無し」生活で様子を見ていきたいと思います!
(私は現在、「防水ホルダー」に「布ナプキン」をセットして使っています。生理用ショーツを穿かなくても、この「防水ホルダー」で固定することで、下着を汚すことなく過ごせました。)