↑「柔訳釈尊の言葉」という本を購入しました。
谷川太一さんの著作を買うのは「柔訳老子の言葉」以来、二冊目です。
ヒモのしおりが無い
読んでいくうちに、「あ~、この言葉良い。あとでもう一度読み返したいわ……」という部分が出てきて、単行本によく付属しているヒモのしおりを挟もうと私は背表紙を探りました。
すると……。
あれっ。この本には、ヒモのしおりがついていない!
しおりがないんだ。じゃあ代わりに何か、適当な紙切れでも……。
と思ったのですが、この本に限ってはもっときちんとしたしおりを挟みたい!
でもうちに良いしおりなんてあったかな……。しおりなんて普段全然使わないからな……。
と考えを巡らせていると、一つ、「あっ」と思い出したものがありました。
そうそう、確か……。二階に駆け上がり、本棚に置いた小物入れの一番下の引き出しを開けます。すると……。
「刺しこぎん」のしおり
↑あったー!!
↑津軽 刺しこぎんのしおり。
↑「刺しこぎん」とは、「麻布に白い木綿糸」で刺繍する「青森県津軽に伝わる刺し子の技法のひとつ」。(引用:wikipedia)
中学校の修学旅行で青森に行った際、このしおりが生徒全員に配られたのです。
立派なしおりなのでとっておきましたが、一度も使うことなく今まできました。使う機会訪れるのかどうかも不明でしたが、そのときは来た!!
↑布のしおりってクタッとしないのかなと思いましたが、これは麻布なのでハリがあって、しおりにしたときも良い感じ。
↑表紙の白としおりの赤の対比が鮮やか。高級感があって良い!
このしおりは、「柔訳釈尊の言葉」に挟まれるために、今の今までずっと引き出しの中で待機していたんだなあ……。と思うと、感慨深かったです!