母が最近、蟹の刺身を食べたがるようになりました。
(画像出典:flickr photo by macglee creative commons2.1)↑たとえていうならこんな感じのもの。テレビのグルメ番組で、こういう刺身を顔の上にかざし、下から吸うようにして食べるのを見て無性に食べたくなったのだそうです。
生の蟹刺し
そこで、市内に蟹を食べられる店はあるかと思って調べてみたのですが、全席禁煙の店が見つかりません。
だったらネットで「蟹の刺身」を取り寄せようかと思ったのですが、蟹の刺身は通販になるとどうしても「冷凍」になるようで、「生の蟹刺しが食べたい」という母の希望に適いません。
じゃあ、時間をかけてでも蟹の産地まで直接出向けば良いかと思って、調べたところ、北海道では「紋別(もんべつ)の蟹」が美味しくて有名だと知りました。↓
↑しかしこの紋別市、旭川市からは車で三時間もかかり、とっても遠い! 蟹を食べるためだけに行くには大変すぎる場所です。
もう、仕方ないから、いつかまた北陸に行けたとき、福井の蟹を狙おう。なんて話になっていました。
毛蟹ギフト
しかし今日、スーパーで、良いチラシを発見!↓
↑毛蟹ギフトの案内!!
産地は、紋別郡の雄武(おうむ)町。↓
↑行きたかった「紋別市」に近い! これはきっと良い蟹!
というわけでチラシの中に「蟹刺し」を探してみたら、あったー!↓
↑この「活毛がに」というのを注文すれば、生の蟹刺しが送られてくるんだよね? これいいんじゃない? これ、頼もうかなあ。
と気持ちを沸き立たせながら、詳しい注文方法を確認しようとしたところ……。↓
↑…………ん?
活毛がには、活きたままおがくずに入れてお届けします。って……。
え?
活きたまま??
↑チラシをよくよく見ると、右下に、発泡スチロールの箱内でおがくずにまみれている蟹の写真が……。
エエーーッ! 生きたままの蟹が来るの?? この状態でもぞもぞ動いているの? その脚を自分でもいで刺身にしろと?
それは……それはイヤーーッ。
というわけで夢が遠のきました(笑)。
蟹刺しの取り寄せというと、「すでに刺身にされたものを取り寄せる」ことしか思いつかなかったのですが、生きた蟹を取り寄せて自分でさばくという方法があるんですね。荒業だけれど、新鮮な蟹刺しを自宅で食べるには良い方法だと思いました。
ちなみに母は、「禁煙じゃないけれど、一度、市内の蟹専門店に行ってみようかなあ。煙草を吸う人が少なそうな時間を狙って。開店直後とか」なんて言い始めています。う~ん……(笑)。
追記:いまだ食べられず
2017年追記:上記記事を書いてから二年半が経過しましたが、いまだに蟹の刺身にはありつけていません。
先ほど母に改めて聞いたら、「う~ん、今はもうそこまで食べたいとも思わないかな。いつか機会があれば」とのことで、蟹の刺身に対する情熱が落ち着いてしまったようです(笑)。
でもやっぱり、一生に一度は体験してみたいですよね。立派な、蟹の刺身。
心の隅に野望として抱いて、機会があれば実現させたいです。