療養生活も一年経過。初めてデパートへ～生きて、歩いて、買い物ができる奇跡とありがたさを知る

昨日はお出かけを敢行しました！　行き先はデパート！

デパートは、体の具合がだいぶ良くなってきた最近でも、行くのに躊躇する場所でした。館内では立っている時間、歩く時間が長くなるので、体力がもつか心配だったのです。

（註：当時（2010年7月）、私は療養生活の真っ最中で（病気について詳しくは『マクロビオティック実践の果てに』参照、、このデパート行きの二ヶ月前までは十ヶ月間一歩も外出できない状態でした。）

しかしここ十日間ほど、脚力増強を狙ってスクワットをやっていたので、ささっと用事を終わらせればデパートも行けるかもしれないと思うようになりました。

そこで、思いきって行ってみることにしたのです。欲しいものもありましたし。インターネット通販も便利ですが、実店舗で、実際に見て買いたいものってありますからね。

時の流れ

そして、母の運転する車で、デパートに到着！　……いやあ～久しぶりです。一年以上ぶりになります。

一階の化粧品売り場は、各メーカーの配置が私の知っているものとはだいぶ変わっていて、時の流れを感じます……。

その後、合計七カ所でちょこまかと買い物をしました！　箸とか、長袖Tシャツ（室内着）とか……。

家でじっと療養生活をしているときとは段違いの、人との交流がありました。店員さんはもちろん、すれ違ったり、レジで前後に並んだ人とも「交流」したような気分なのです。

多くの人と関われば、それだけ、心理的いざこざが発生する確率も増えます。けれど、体が苦しくてベッドから起きあがれもしなかった日々を思えば、デパートなんて華やかな楽しい場所に来られているだけでもありがたい。

これもデパートに来られるだけの体力が戻ってきたから味わえることなのだと思えば「ありがたい」。

本当は奇跡だったんですよね。生きて、歩いて、デパートに行って、売り場に行って、買い物ができるということは。それを実現できる裏側でどれだけの幸運が重なっているか、長患いする前は気づけませんでした。

帰りがけにデパートの地下へ行ったら、美味しそうな食べ物がてんこもりで大興奮！　母と、はしゃいで、海老フライやコロッケ、みたらし団子などを買いました。

↑帰ってから、海老フライ定食にして食べました！　（団子はデザート）

↑フライに添えた千切りキャベツは千切り用スライサーで作りました。すごく繊細な、とんかつ屋の千切りキャベツのような仕上がりになって、シャキシャキ美味しかったです！！