YouTubeで、ペヤングの「やきそば激辛MAX END」という、とても辛いらしいカップ焼きそばを食べるチャレンジ動画を投稿している人を複数見かけました。
それを見ていたら、なんだかその「やきそば激辛MAX END」が美味しそうに見えてきて、どんな味なのか、私も食べてみたくなりました。
しかし……体のことを考えると、どうしても、そんな焼きそば、食べるわけにはいかない。
う~ん。でもなんか、カップ焼きそば、食べたいなあ……。
自然派の焼きそばでどうにかする
自然派のメーカーからは、「カップ焼きそば」は販売されていません。
出ているのは、インスタント袋麺の焼きそばのみ。
じゃあ、その、自然派インスタント焼きそばで、なんとかカップ焼きそばっぽさを追求してみようかな??
ということで取り寄せたのがこちら!↓
↑桜井食品 液体ソース焼そば!!(追記:2022年現在は「さくらいの焼そば」という名称に変更されています。)
↑原材料はこちら。麺の小麦粉は北海道産で、かんすい不使用。化学調味料不使用。
規定の調理法…フライパンを使う
↑袋の裏に書かれている作り方の手順はこちら。
1.フライパンに湯を沸かして麺をゆでる。
2.水がほぼなくなったら液体ソースを加えて炒め合わせる。
3.皿に移して完成。
上記のようにフライパンを使って作るという方法は自然派焼きそばにおいては定石で、過去二回、自然派焼きそばを作ったとき(創健社の「ソース焼そば」、健康フーズの「ソース焼そば」)も、フライパンを用いて調理しました。
しかし、市販のカップ焼きそばにおいては、フライパンなんて使いませんよね??
カップ焼きそばは、カップに入った麺にお湯を注ぎ、3分経ったら湯切りして、液体ソースをかけて混ぜる。
この、カップ焼きそばの作り方に似せるために、今回私は、自然派焼きそばをフライパン無しで作ることにしました。
カップ焼きそばっぽく調理
↑袋に入っていたのはこちらの「麺・スープ・ふりかけ(青のり+紅ショウガ)」。
麺をゆでる
↑まず鍋に湯を沸かし、麺を4分間ゆでます。(カップ焼きそばにおける、「カップに入った麺にお湯を注ぐ」の工程)
↑ゆでている最中はフタをします。フタの上に液体スープをのせて温めます。
湯切り
↑4分経ったらフタを開け……。
↑ザルにあけます(カップ焼きそばにおける「湯切り」の工程)。
ソースと混ぜる
↑自然派焼きそばの一般的な作り方においてはここでフライパンに移すところを、皿に移します(カップ焼きそばにおいて「カップの中に湯切りした麺がある」状態)。
↑液体ソースを回しかけて……。
↑全体をよく混ぜます(カップ焼きそばにおける「液体ソースを入れて混ぜる」工程)。
↑ふりかけをかけたら完成!
食べてみる
↑こうして、必死に「カップ焼きそば感」を演出しながら作った自然派インスタント焼きそば。
果たしてお味は……!
食べてみると……おっ。
色が薄めだから味も薄いのかと思ったら、意外とそんなことない! 濃いめのちょうど良い味! 旨みがあって美味しい! ごま油の香りと、唐辛子のようなピリッとした香辛料が利いている!
この商品のメーカーである「桜井食品」って味付けが上手なんだなと思いました。「桜井食品」の株が私の中で上がりました(笑)。
母も、「美味しい。また食べたい」と喜んで食べていました。
ペヤングの「やきそば激辛MAX END」の代わり……とまではいきませんが、偶然にもちょっとピリ辛系の味だったこともあり、「辛いカップ焼きそばを食べたい欲求」を満たすことができました。
フライパンを使わない利点
こうして、初めてフライパンを使わずに自然派焼きそばを作ってみたわけですが。
最後、皿で麺とソースを和えながら、「この工程をフライパンの上でやるのと皿の上でやるのと、何が違うんだろう……」と、自分があまり意味の無いことをしているような気がして我ながら首をかしげてしまったのですが、一つ、フライパンを使わないことの利点を思いつきました。
それは、麺がこびりつかないこと。
自然派焼きそばをフライパンで作るとき、最初に油を引くわけではないので、ソースと炒め合わせるときにけっこうフライパンに麺がくっついてしまうんですよね。
あとでフライパンを洗うときにもそのこびりつきを落とすのがけっこう大変だったりしたことを思い出し、そうだ、あのこびりつきが無いのはフライパンを使わない利点だなと思いました。
それって、けっこう大きなポイントだと思います。
今後、自然派焼きそばを作るときは、このフライパンを使わない方法でやろうと思います!