↑メロンパン。好きなんですよね。
マクロビオティック実践時代は、体に良くないものの筆頭に思え、徹底的に避けていました。
マクロビオティック逸脱の象徴
そしてマクロビオティック実践に息苦しさを感じ、あえてマクロビオティックから外れようと暴食をしたとき(詳しくは『マクロビオティック実践の果てに』参照)、真っ先に食べたのがメロンパンでした。
メロンパンを食べることがマクロビオティックからの逸脱の象徴だった。
メロンパンを食べて、さほど体調が崩れないと感じたとき、「なんだ、マクロビオティックから逸れても大丈夫なんじゃないの」と勝ち誇ったような気分になったことを思い出します。(その後、暴食のしすぎとストレスがたたってしっかり体調が崩れましたが。)
今も、やっぱり体にはあまり良くないと思うので、食べるとしても月に1度か2度ですが……。
美味しいですよね。外側のカリカリした甘い皮と、中のパンのフワフワ感が良い。
でも! ちゃんと悪あがきはするんですよ。
↑このように、粉砂糖がかかっている部分は全部はがしてしまうのです。カリカリ部分はだいぶ減りますが、これでも十分に美味しいです。
体に良くないものでも、少しでも害を減らして食べる工夫をする。小さな心がけが後々大きな違いを生むと思っています。
メロンパンにアルミニウム?
上の記事を書いた直後、2013年7月19日北海道新聞(朝刊)に、「食品のアルミ量基準設け規制へ」という記事が載っているのを発見しました。
ベーキングパウダーに含まれている「ミョウバン(硫酸アルミニウム)」が『体内に大量に蓄積されると、肝臓や腎臓の障害を引き起こす可能性がある』ため、厚生労働省が『基準値を設定する方針』、との内容でした。
そして、アルミニウムが含まれている食品として筆頭に挙げられていたのがメロンパンでした(笑)。
メロンパンのことを記事にしたばかりなのに、そんな私に警告を与えるかのようなタイムリーさ(笑)。
調べたところ、メロンパンの、あの甘いカリカリ部分にベーキングパウダーが使われているのですね。
じゃあ、粉砂糖がかかっているからと言ってカリカリ部分をだいぶはがしていたのはベーキングパウダーよけにもなっていたのですね。
うちでは、ベーキングパウダーはアルミ不使用のものを使っていますが……(サーターアンダギー作りのときに用いました)。
食品業界全体が、早くそのようなものを使うようにシフトしてくれたらいいなと思います。
でも、そんなことに期待するより自衛する方が手っ取り早いですね。
なるべくメロンパンを食べる頻度を減らし、カリカリ部分をもっと削ることで個人的に対応したいと思います。