一年くらい前から、「パソコンからはブルーライトと呼ばれる目に有害な光が出ているから対策をした方が良い」という話をちらほら聞くようになりました。
私は現在、パソコンに紫外線防止フィルムを貼っていて、それで目への対策は事足りた気になっていましたが、ブルーライトなるものがそんなに良くないならばそれへの対策もしなければなるまい……と、最近、ようやく重い腰を上げようとしていたところでした。
メガネかフィルム
ブルーライト対策としては、ブルーライトカットメガネをかけるか、ブルーライトカットフィルムをディスプレイに貼るか。
メガネは慣れないので、やるとしたらブルーライトカットフィルムか。でもけっこう値段がするなあ……ちょっとためらうなあ……。
いや、でもそんなこと言っていられない! 老後の目の健康を考えて、今、投資するんだ! ヤー!
と、買う覚悟を固めたのですが、でもやっぱりちょっと首をかしげてしまう。
ブルーライトを目に受けると、かなり目が疲れたりするようだけれど、現在、長時間パソコンを見ていてもあまり目の疲労は感じない。
ブルーライトは光源がLEDのとき発生
どうしてだろう……。と思ってもっとブルーライトについて調べてみたら、このブルーライト、LEDから特に多く発せられるものなのですね。(参考:「実は怖い! 液晶のブルーライト」)
パソコンのディスプレイを後ろから照らす光源(バックライト)にLEDが使われているとブルーライトが多量に発生するらしい。
では、今私が使っているパソコン(2010年購入のvaio VPCJ118FJ )のディスプレイにはLEDは使われているのかな?
そう思ってソニーのサイトに赴きパソコンの仕様表を見てみると、「TFTカラー液晶」としか書かれておらず、バックライトが何なのかまではわからず。
こうなったら問い合わせるしかな~い! というわけでソニーにメールで問い合わせ。すると翌日返事が。
LEDじゃなかった
結論として、バックライトにLEDは使われていませんでした!
LEDでないとは言え、ブルーライト発生量はゼロではありません。けれど、LEDが使われているよりはよほどマシかなと思いました。とりあえずブルーライトカットフィルムの購入は保留にして様子を見たいと思います。
しかし。一応、最新のvaio(デスクトップ)もチェックしてみたのですが、それにはディスプレイにLEDが使われていると書かれていました。
このパソコンを使っている限りは良いけれど、次のを買うときにはLEDディスプレイが避けられないかもしれません。
どうしても不可避であれば、そのときは真っ先にブルーライト対策をしようと思います。
それにしても、LEDには省エネなどのメリットがあるようですが、目への害というのはメリットを上回るデメリットに思えます。
あらかじめブルーライト対策をほどこしたディスプレイにするなど、開発側でも何らかの工夫をしていただきたいところです。
追記:ブルーライト削減モードつきのディスプレイ購入
2020年追記:その後、上述の古いPCの調子が悪くなったため、2017年に新しいデスクトップPC(富士通ESPRIMO)を購入しました。
ディスプレイ分離型PCで、ディスプレイを別途購入したのですが、その際、ブルーライトを70%削減するモードを搭載している高級機(EIZO FlexScan)を選びました(レビューはこちら)。
そのおかげか、LEDをバックライトに使っているディスプレイにも関わらず、目の調子が良いまま使えています。