うちでは、正月の飾りといえばしめ飾りくらいで、他には特に何も飾らないのですが、「正月飾りが神様の依り代になる」と聞き、今年はかなり久しぶりに鏡餅も用意することにしました。
↑越後製菓の鏡餅。大晦日のスーパーで残り一つになっているところをゲットしました。
プラスチック製の橙…
↑プラスチック製の橙(ダイダイ)つきですが、プラスチック製じゃあんまりだということで……。
↑みかんを用意。
↑飾り付け完成! 末広(扇)を頭にのせたみかんが、やけに笑える感じで新春初笑い。
↑餅部分をひっくり返すと、左下からフィルムを開けられるようになっており、中に個包装の切り餅が8個入っています。
現代の家庭事情に合わせて、鏡餅も進化しているんですね! これであれば、鏡開きのあと、餅を食べやすいです。
やっぱり、こういう飾り物って良いですね。正月気分をしみじみと味わえます。
追記:鏡開きして食べる
↑昨日、1月11日は鏡開き! ……ということで……。
↑大晦日から供えていた現代風鏡餅(越後製菓の鏡餅)を下げて……。
↑餅部分をひっくり返し……。
↑フィルムオープン!
↑8個の個包装切り餅がお目見えです。
↑一つずつに小さな脱酸素剤が入っており、母が「可愛い~」と喜んでいました。それぞれに賞味期限が刻印されているのも親切ですよね。
↑力そばにして食べました! 美味しかったです!
簡易鏡餅は楽
鏡開きとは、wikipediaによると、『正月に神(歳神)(略)に供えた鏡餅』を下げ、『無病息災などを祈って、汁粉・雑煮などで食す』『日本の年中行事』のこと。
「フィルムを開けて個包装の切り餅を食べる」というのは本来の鏡開きとはやり方が違いますが、手間いらずで、本当~に楽でした。
ただ、やっぱり、本当の鏡餅を木槌で叩き割って食べる方が、雰囲気は出るんだろうなあ。
来年は、できれば本物の鏡餅を供えようかなあ~。なんて思いながら、またこの簡易鏡餅になったりして(笑)。
(ちなみに、力そばの上に振りかけているのは島根県産の一味唐辛子です! 香りが良く、かけるとピリッと美味しくなります! かけうどん、かけそばとの相性が抜群です!)
追記2:一年後もプラケース鏡餅
2015年追記:昨年、正月に向けて越後製菓の鏡餅を買いました。
プラスチックケースに切り餅(個別包装)が入った現代的なもので、あとで食べるのに楽なのは良いのですが、本当は、餅がむき出しで放っておくとヒビが入るような伝統的な鏡餅が、年神(としがみ)様の依り代としても良いんだろうなと思っていました。↓
↑ですから、今年はこういう本物の鏡餅を買おうかなとも思っていたのですが……。
↑考えた結果、やっぱり今年もなんとなく越後製菓の鏡餅になってしまいました。
伝統的な鏡餅は大変そう
伝統的な鏡餅は、飾るまでは良いのです。しかし、食べることを考えるとどうしても大変そう。
ネットで調べると、「割って、揚げて、おかきにして食べる」というのが定番っぽいのですが、「割る」上に「揚げる」なんてハードルが高すぎる……。
覚悟ができないまま本物の鏡餅を買えば、飾ったあと、面倒で結局捨てることになるかもしれない。
それよりは、絶対に無駄なくすべて食べきれるとわかっている簡易鏡餅の方がマシのような気がする……。
ということで、今年はまだ心の準備不足で、越後製菓の鏡餅になりました。↓
↑飾りも全部セットになっているので、正月の雰囲気が出ます!
↑ちなみに、このセットの中には鏡餅の隣に置ける「絵馬」が入っていて、「もちに願いを。」という欄に願い事を書けるようになっていました。
もちに願いなんてないですよ!(笑) 「星に願いを」のダジャレっぽいし!(笑)
結局この絵馬は「願い」が空欄のまま食卓の上に置かれています……(笑)。