新聞に、地元の餅屋さんが作る桜餅が紹介されていました。
(画像出典:北海道新聞朝刊旭川・上川版 2014年3月3日 29面)
↑一目見て、う~ん、この色はヤバイと思いました。
合成着色料
すると案の定、『名寄産のもち米「はくちょうもち」を蒸して作った餅に食紅を混ぜると鮮やかな薄紅色に』という記述が。
食紅。合成着色料です。……なぜ合成着色料を使うのかっ。せっかくの道産もち米が泣くよっ。
『保存料を一切使っていない。もち米の感触と塩漬けした桜の香りを楽しんでもらいたい』という店主の言葉が紹介されていましたが……保存料を使っていなくても合成着色料が使われているのでは買えないっ。
保存料に目を向けられる心があるなら、着色料のことにももっと気を配ってほしい!
小豆も上川(北海道)産のものを使っているとのことで、本当に色のことだけが惜しいと思いました。
桜餅は白でいい
桜餅は、ピンクである必要はありません。合成着色料を使うくらいなら白いままで売ってほしいです。
けれどどうしても色づけたいということであれば、危険度の低い天然色素を使ってほしい。たとえば、六花亭の桜餅に使われている「アカビート色素」。↓
日岡商事の桜餅に使われているのも「アカビート色素」です。↓
↑この、ちょっとくすんだような、淡いピンクが良い感じ。
新聞に載っていた餅屋さんの桜餅も、いつか食紅不使用にならないかな。そしたらぜひ食べてみたいです。